福島第一原発の敷地内の地下を深く掘って巨大なプールを建設し、高い放射性濃度の汚染水をためる構想があることが分かった。菅直人首相が27日、全国漁業協同組合連合会の服部郁弘会長と首相官邸で会談した際に明らかにした。
服部会長によると、首相は「敷地内の地下46メートルに岩盤があり、下には水がしみこまないことが調査で分かった」と説明、巨大プール建設を検討していることを伝えた。枝野幸男官房長官も記者会見で「検討していることの一つ」と述べた。
首相は汚染水を海に放水したことについて「心からおわび申し上げる」と服部会長に陳謝した。
関連ニュース
・「京都舞台のマンガやアニメ登場の名所を紹介」:イザ!
・カブレラが豪快先制弾 ソフトバンク天敵攻略
・ダルビッシュ1000奪三振達成「僕の中では通過点」