大震災
福島市長選で初当選が確実となり、万歳する小林さん(右から2人目)(17日午後6時59分、福島市太平寺の事務所で)=菅野靖撮影
福島市長選で4選を阻まれ、敗戦の弁を述べる瀬戸孝則さん(17日午後6時31分、福島市で)=菅野靖撮影
福島市長選は17日、投開票が行われ、新人で元環境省東北地方環境事務所長の小林香氏(54)(無所属)が、4選を目指した現職の瀬戸孝則氏(66)(無所属)、新人の共産党福島相馬地区委員長の山田裕氏(58)(共産)を破り、初当選した。
投票率は49・10%(前回38・18%)。
東京電力福島第一原発事故からの復興策が最大の争点となった。小林氏は、市政刷新を掲げ、除染の迅速化や汚染土の仮置き場の早期設置などを主張。子育て世代を中心に無党派層に浸透した。また、地元支部が現職を支援した自民党の支持層にも食い込み、民主党の支持層の多くを固めた。
福島県内では今年、主要都市の郡山、いわき両市や、全町避難が続く富岡町の首長選でも、復興の加速などを訴えた新人が、相次いで現職を破っている。
(2013年11月17日20時24分
読売新聞)
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