急性声帯炎でリハーサル時に報道陣への対応でも一切声を出さず、体調が心配された異色のアイドル、きゃりーぱみゅぱみゅ。
応援するため、ＳＭＡＰの稲垣吾郎がきゃりーにふんした「ごりーぱみゅぱみゅ」が登場した。
いまいちかみあわないトークを中居正広に心配されると「あんたは自分の歌の心配しなさいよ」と一喝。
曲紹介をしようとして「きゃりーぱ、ぱ…」と何度も詰まり、言えないまま本編がスタート。
会場を笑いで盛り上げた。
衣装が注目されたきゃりー本人は、ピンクや緑、水色の極彩色のヒトデを思わせる星形の衣装に身を包んで登場。
曲名の通り、まさに「ファッションモンスター」。
独特のエフェクトのかかった声もあいまって、ステージは深海のような非日常の空間に。
モンスターの衣装を一瞬で脱ぎ捨てると、鮮やかな黄色のドレスがあらわれ、人気曲「つけまつける」がスタート。
きゃりーは決して声は本調子とはいかなかったが、独特の存在感で観客を楽しませた。
終演後、稲垣は「難しいですね、『ぱみゅぱみゅ』って。
私のおかげで（きゃりーさんは）がんばれたんだから。
来年はごりーの時代」と上機嫌。
当のＳＭＡＰについて聴かれると、「中居君の歌次第」と今度は報道陣を笑わせた。
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