巨大地震
山口県長門市で東日本大震災の被災地に向けてともされたキャンドル=秋月正樹撮影
東日本大震災後にテレビコマーシャルで流れた詩「こだまでしょうか」が注目を集めた童謡詩人・金子みすゞ(1903~30年)の命日の10日、古里の山口県長門市で、みすゞの詩作全編と同じ数の512本のキャンドルをともし、震災の犠牲者を追悼する催しが行われた。
会場の公共施設駐車場では、日暮れとともに「こだまでしょうか、いいえ、誰でも。」と読めるよう配置したキャンドルに一斉に点火され、親子連れらが幻想的な光を静かに見つめていた。
また、10日午後2時から、みすゞの全編を市民らが朗読するイベントも始まり、震災が発生した11日午後2時46分をまたぎ、同日午後4時頃まで続けられる。
(2012年3月10日21時08分
読売新聞)
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