29日午後の円相場は反落し、1ドル=98円台前半で取引された。
東京外国為替市場の午後5時現在は、前日比66銭円安ドル高の1ドル=98円14~15銭。
ユーロは26銭円高ユーロ安の1ユーロ=130円17~21銭。
日米の株価上昇を背景に、リスク回避のために安全とされる円へ資産を移していた投資家による円売りドル買いの動きが強まった。
朝方に円売りが先行した後、一時的に円買いが優勢となる場面もあったが、平均株価が120円以上上昇して引けると、円売りが勢いを増した。
市場では「米英がシリアへの軍事介入に踏み切った場合の平均株価の動きを見極めたい」(信託銀行)との声が目立った。
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