今年４年目の新興ロックフェス「ジョインアライブ」の前半が２０、２１の両日、北海道岩見沢市で行われた。
会場は、芝生斜面を生かした野外音楽堂＝写真＝と隣接する遊園地。四つのステージを構えるが、最も距離が離れた二つのステージ間も、徒歩１０分で移動できるコンパクトさが魅力だ。
遊園地にはサーカス小屋のようなステージもあり音響は良くない。だが、爆音が売り物のジャズバンド、ＳＯＩＬ＆“ＰＩＭＰ”ＳＥＳＳＩＯＮＳは、幻惑的に響く音が似合っていた。
出演者はロックバンドからアイドルまで幅広い。フジロック・フェスティバルとの協力のもと今年は洋楽系に力を入れ、開催も４日間と倍増。２１日にはＲ＆Ｂ歌手のメイシー・グレイを擁したデヴィッド・マレイのビッグバンドの出演が重厚さを与えていた。
後半の２７、２８日には、ＳＥＫＡＩ ＮＯ ＯＷＡＲＩ、加藤ミリヤ、ヨ・ラ・テンゴらが出演する。
（2013年7月25日
読売新聞）
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