韓国の最大野党・民主党の李鍾杰(イジョンゴル)議員ら国会議員3人と同党幹部らが14日、羽田空港に到着した。同議員らは15日に靖国神社を訪れ、安倍晋三政権の「右傾化」を憂慮する声明を発表する計画を持っていたが、14日夜、同空港で記者団に訪問を再検討する考えを示した。安倍首相が15日に靖国に参拝するかどうかを見極めて最終的な対応を決めるとしている。
李議員によれば、同議員らは入国の際、東京入管の担当者から2時間以上にわたって滞在目的や期間などで質問を受けた。同議員らの靖国訪問計画を伝える韓国紙も見せられたという。政府関係者によれば、日本外務省は韓国外交省に対し、議員団が靖国を訪れないように働きかけることを求めていた。
靖国神社をめぐっては、韓国国会の特別委員会が13日、15日に参拝した日本の閣僚や国会議員をすべて公開するよう韓国政府に求める声明を発表。外交省報道官は13日の会見で「侵略戦争を合理化する施設への参拝を、韓国政府、韓国国民は到底受け入れることはできない」と述べた。
関連ニュース
・
織田哲郎さん 高知県の観光特使に
・「東京株183円高、6営業日ぶり1万4000円台」:イザ!
・「NY株反発、31ドル高 緩和縮小観測が後退」:イザ!
・ブラジリアンワックス 大阪