田舎生活

田舎暮らし35年目 日々のできごと

沖縄・・・5日目

2010-08-11 15:27:48 | 日記
     8月11日(水)    曇…風つよし


台風の影響なのかな

朝から強い風が吹いてます。

突然現れた台風4号、お盆の頃には温帯低気圧に変わって欲しいです。


さてさて、沖縄だよりは滞在5日目から

この日は平和学習がメイン

高校社会の先生だった肩書をもつ父は

ここぞとばかり張り切っていた。

戦後6年経って大学時代に宮古島から沖縄本島にやって来た父は

戦後の遺骨収集作業を手伝った事があった。

その頃の糸満には戦争で亡くなった方々の骨があちらこちらにあり

そのお骨を集め、慰霊碑に収めていたそうです。


その時に撮った写真を手に、今回の南部戦跡を歩いてきました。



まずは「沖縄平和祈念公園」


□ 平和の礎


橋の向こうに「平和の礎」があります。












□ 平和の火




平和の火は平和の礎の向こう側にある平和の広場にあります。

この平和の礎には、父の妹の名前も刻まれていました。

名前の刻まれた礎の前に、お線香と花を供え手をあわせました。


礎をあとに次は慰霊塔のある「摩文仁の丘」へ

兵庫県の「のじぎくの塔」と「島守の塔」でお参りをして

木陰で一休み







涼しい木陰を作ってくれているのは

こんな木  ↓






涼しい木陰で一休みした後は「ひめゆりの塔」へ向かいます、



あまり関係ないですが・・・

駐車場から見えた屋根が沖縄らしかったのでパチリ

漆喰が塗り建てなのでしょうかきれいですね。

屋根のシ―サーも目立ちます。








「ひめゆりの塔」では写真を写すのはやめました。

それからも、数か所まわり、最後は荒崎海岸へ

道なき道の先にある「荒崎海岸」なぜそこに行くのか解る訳もなく

父が歩くあとを子どもたちと付いていきました。


となりのトトロに出てくるような道をぬけ







そこは、隆起サンゴ礁でできた海岸














荒々しい波が打ちつけています。










足元にはかわいい植物が







父がこの荒崎海岸へ連れて来た訳

ここは「ひめゆり学徒隊」最後の地だったのです。

「ひめゆりの塔」が最後だといわれていたのですが

一部のひめゆり学徒隊はここまで逃げてはきたものの

目の前にあるのは海・・・

逃げ場を失い、この地で最後を迎えたのです。

そして、ここにある石碑には

知り合いの名前が刻まれていました。

17歳でした。

8月15日をまえに、改めて戦後を知る機会を持つことが出来

良かったと思います。