ニュースでマルチ商法で4人が逮捕されたことを伝えていました。東京都から業務禁止命令を受けていたのに、新しい会社を設立し、若者たちをビジネススクールへの加入するよう勧誘していました。今回の事件の被害者は、ほとんど大学生などの若い人たちです。手口はマッチングアプリを用いて勧誘していました。喫茶店などへ行くと若い女性がいて、最初は普通の話をしていたが次第にビジネススクールへ入会するよう勧められました。そして入会金は50万円程で、無い場合は消費者金融で借りるよう指示されました。そして1人勧誘すると10万円もらえると説明されました。完全にマルチ商法です。今までのマルチ商法は化粧品等の物でしたが、これはサービスを売る「物なし商法」と言われているそうです。こうした手口で、2000人以上から8億円以上集めていました。会場での容疑者らの誘いの様子を見ましたが、冷静に考えればすぐおかしいと思いますが人生経験や社会体験の少ない大学生などの若者には、あのような会場では一種の催眠状態になるかもしれません。ともかく、世の中にうまい話はありません。つくづく思うのは、こんなに被害者を出しても逮捕された容疑者たちの罪は大したものにはならないと思います。被害者はほとんどお金は戻らないでしょう。やったもの勝ちです。同僚だった元刑事が言っていましたが、逮捕されても出所すれば、また新たな方法で金儲けしよう考えている連中ばかりだと、吐き捨てるように言っていたのを思い出します。
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普段から
世の中の綺麗な面だけを教えずに
汚い面(恥部)も教えながら教育することが必要だと思っています。
特に、我々の業界は、世間知らずだと思われる傾向があるようで、勧誘や詐欺の対象になりやすい側面があります。
投資は、誰もが知る証券会社ですべきだし、いくら親友でも金の貸し借りはダメです。
不動産の売買は、購入するときが一番神経を使います。