最近、岸田総理のフェイク動画が話題になりました。声も総理そっくりだし、ちょっと見た目には、本物と思ってしまいます。これは生成AIによって作られたものです。驚くべき技術です。ChatGPTは文章で質問したことに対し、意味や目的を理解し、適切な返答を生成してくれます。無償版もあるそうです。これを使えば、例えば学校教育でも大きな影響が考えられます。例えば子供の不得意な感想文やリポートも、これを使えば簡単にできてしまいます。教師側で本当に子どもが考え書いたものか、あるいはChatGPTで作ったものか判断が困難になるでしょう。従来のAIChatGPT）よりさらに進歩した生成AIは、文章は勿論、画像・音声・音楽・動画も生成できます。さらに精度の向上・学習量の多さ・コンテンツ生成の早さが注目されています。コンピュータプログラムの内容を文章で入力することでプログラムコードを生成できるそうです。ということはコンピュータに詳しくない人でも使いこなせるということです。全くここ２，３年で驚くべきスピードで進化しています。フェイク動画が拡散しても、何が偽物で何が本物か見分けれず、誤った情報により人々に混乱を巻き起こします。事実、先の総理の件ではありませんが、世界には自分（の国）に都合の良いフェイク動画が生成され流れています。よほどしっかりした情報がなければ、信じてしまう人々が出てきても不思議ではありません。しかし、こうしたことを取り締まるのは難しいでしょう。国ごとではなく、世界全体で対応していかなければならないと思います。この先どうなるのでしょう。
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Googleのカーナビで、車に搭載されたカーナビは使わなくなり、音楽の記憶媒体もウォークマン、IPATは、化石に近い。
めまぐるしく変わっていくが、一時凌ぎの生成AIでの感想文作成は、なんの利益も見いださない。その場を繕うだけだ。
それは、YahooやGoogleで検索して簡単に済ませようとしてるのと同じ。
参考書、辞書を引き苦労して身に付けたものは、簡単には忘れない。
白井利樹(松山小学校校長)、石川立恵(高師台中学校長)、石積紀尚(牟呂小校長)あたりが、中学や高校の同級生であるが、この人たちに期待したい。