穂の国 春夏秋冬

古来よりこの地方(東三河)を表すことば・穂の国より,日々見たまま感じたままを綴っています。

梅まつり

2024年02月06日 10時31分02秒 | 豊橋あれこれ

 向山緑地内梅林園で、春を告げる梅まつりが始まりました。1.3haの敷地内に早咲きなど29種類・約400本の梅の木のある、東三河最大級の梅林園です。18日には梅苗木無料配布や消防音楽隊による演奏などもあります。朝早く行ったので人はまばらでしたが、写真に収めている人を見ました。来たのは初めてでしたが、いろんな種類の梅があり、それぞれの形や色の違いを楽しめました。もうほとんどの梅は満開状態でした。梅の花と言えば、”東風吹かば にほひおこせよ梅の花 あるじなしとて 春を忘るな(春そ忘るな)”の歌が浮かびます。菅原道真が京から左遷され太宰府に行くとき、詠んだ歌です。「春になって東から風が吹いたら(私のいる大宰府まで)香りを届けてくれ 梅の花よ。主人である私がいないといって(花の咲く季節を)忘れるなよ」という意味でしょう。庭に植えた花々に別れを告げなければならない無念さを感じます。花にまつわる言葉で好きなものに、「年年歳歳花相似 歳歳年年人不同」があります。もうすぐ卒業の季節、悲喜こもごもの別れと出会いがあります。

 

 

 

 

 

コメント (1)
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