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波乱万丈さは面白いけど、内容が薄く感じる『どん底作家の人生に幸あれ!』

2021年01月23日 18時57分14秒 | 映画


【個人的な評価】
2021年日本公開映画で面白かった順位:9/12
   ストーリー:★★★☆☆
  キャラクター:★★★☆☆
      映像:★★★☆☆
      音楽:★★★☆☆
映画館で観るべき:★★☆☆☆

【以下の要素が好きなら楽しめるかも】
コメディ
波瀾万丈な人生
文学
チャールズ・ディケンズ
デイヴィッド・コパフィールド
マーベル俳優

【あらすじ】
デイヴィッド(デヴ・パデル)は少年の頃から、
周囲の人間たちのことを書き留めては、
空想して遊んでいた。

幼少期は優しい母と家政婦の3人で幸せに暮らしていたが、
暴力的な継父の登場によって人生が一変。
都会の工場へ売り飛ばされ、
強制労働のハメに。
里親の元で暮らすも借金まみれで、
いつも借金取りに追われていた。

歳月が過ぎ、どん底の中でたくましく成長した彼は、
母の死をきっかけに工場から脱走。
唯一の肉親である裕福な伯母の助けで
上流階級の名門校に通い始めたデイヴィッドは、
卒業後に法律事務所で働き始め、
さらに令嬢ドーラと恋に落ち、
順風満帆な人生を手に入れたかに見えた。
だが、彼の過去を知る者たちによって、
どん底に再び引き戻されようとする。

果たして、デイヴィッドの数奇な運命の行方は?
すべてを失っても書き続けた、
愛すべき変人たちとの《物語》が完成したとき、
彼の人生に“奇跡”が巻き起こる。

【感想】
原作の小説は読んだことないけど、
主人公が波瀾万丈すぎる人生を歩むのが好きな人は楽しめるかな。

継父から工場に売り飛ばされ、
そこの里親と共に借金取りに追われ、
気づいたら産みの母親は亡くなり、
頼った裕福の叔母は破産、
でも最後に奇跡が起きて、、、
という浮き沈みの激しさは面白い。

でも、個人的にはあんまりハマらなかった(笑)
所々笑えるところもあって、
気軽に観れるのはいいけど、
情報量が多いからひとつひとつのエピソードが薄くて、
あんまり感情移入できないのがその理由のひとつ。

もうひとつは、ジェットコースターのような展開なんだけど、
淡々と進んでる印象を受けたから。

面白い物語の要素としてよく聞くのが、
対立や葛藤があるかどうか、
物語の最初と最後で主人公が変化・成長しているかどうか、
ってのがある。

どの物語も細かく見れば何かしらありはするものの、
大きく見たときそうなっていないものはけっこうあって、
今作も主人公は流されるがままの人生だったから、
あんまり響かなかったのかも。

ただ、ティルダ・スウィントンと
ベネディクト・ウォンが出てるのは
マーベル好きにはうれしいところ。
2人揃って『ドクター・ストレンジ』の面々だから(笑)

しかし、、、デイヴィッド・コパフィールド、、、
てっきりあのマジシャンの伝記映画かと思ったよ。。。
スペル同じだし。
そもそもそういう小説があることを知らなかったけど、
『オリバー・ツイスト』を書いたチャールズ・ディケンズの作品でした。

映画『どん底作家の人生に幸あれ!』公式サイト

文豪ディケンズの半自伝的傑作小説を映画化。英国屈指の豪華キャストで贈る、山ありオチあり波乱万丈ストーリー。2021.1.22 Fri TOH...

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