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ストップモーションアニメであることを忘れる『JUNK HEAD』

2021年05月09日 17時39分12秒 | 映画


【個人的な評価】
2021年日本公開映画で面白かった順位:41/84
   ストーリー:★★★☆☆
  キャラクター:★★★★☆
      映像:★★★★☆
      音楽:★★★☆☆
映画館で観るべき:★★★☆☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
アクション
SF
ストップモーションアニメ
ロボット
エイリアン
バイオハザード
彼岸島
ロボコップ
ニーア オートマタ

【あらすじ】
環境破壊が止まらず、
もはや地上は住めないほど汚染された。
人類は地下開発を目指し、
その労働力として人工生命体マリガンを創造する。

ところが、自我に目覚めたマリガンが人類に反乱、
地下を乗っ取ってしまう。
それから1600年――
遺伝子操作により永遠と言える命を得た人類は、
その代償として生殖能力を失った。

そんな人類に新種のウイルスが襲いかかり、
人口の30%が失われる。
絶滅の危機に瀕した人類は、
独自に進化していたマリガンの調査を開始。
政府が募集した地下調査員に、
生徒が激減したダンス講師の“主人公”が名乗りを上げる。

地下へと潜入し、
〈死〉と隣り合わせになることで命を実感した主人公は、
マリガンたちと協力して人類再生の道を探る。

今、広大な地下世界の迷宮で、
クセ者ぞろいのマリガンとの奇想天外な冒険が始まる!

【感想】
これすごいわ。。。
たった1人で7年かけて作ったって。。。
その覚悟と執念がまず凄まじい。
自分にはとてもじゃないけど真似できない。。。

でも、すごいのはその製作背景だけじゃない。
中身もこれまたよくできてて。
迷宮のような地下世界を彷徨う主人公に、
見るもおぞましい姿のクリーチャー、
そしてコメディ感たっぷりのマリガンたち。
アクションシーンがしっかりしている上に、
感動的なシーンもあったりして、
普通に映画として面白かった。

映画やゲームが好きな人には、
親しみやすい演出も多いのが印象的。
世界観はどことなく『ニーア オートマタ』を思わせる。
主人公が機械の体?なるのは『ロボコップ』っぽいし。
クリーチャーは『エイリアン』や『バイオハザード』、『彼岸島』に出てきそう。
まあ、グロテスクと言えばグロテスクなので、
観る人は選びそうだけど、
個人的にはそれらがうまくかみ合っているのが心地よかった。

ただ、あらすじに書いてあるようなことは、
本作を観る限りではほとんどわからないかな。
機械の体になった主人公が、
体を分解・改造されながらも地下迷宮を彷徨い、
巨大クリーチャーと戦うっていう話なので(笑)

終わり方がすごいけど、
これ三部作の第一章らしい。
これは続き観たいわ。

映画『JUNK HEAD』 公式サイト

たった一人で独学で作り始め、7年の歳月をかけ完成した奇跡のSFストップモーションアニメに世界が熱狂 映画『JUNK HEAD』、2021年3...

映画『JUNK HEAD』 公式サイト

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ひびき)
2021-05-10 12:45:28
ほんとに「執念」を感じますよね…。

見ているうちにストップモーションであることを忘れて、最後のアクションシーンなんかは普通に楽しめましたが、直後のエンディングでかなり途方もないことしてたんだなって実感しました( ゚゚)

ちなみにパンフは買いましたか?
ちょっとお高いですが、世界設定だったり撮影の裏側とか(撮影方法、機材紹介、人形製作などなど)かなり載っていて値段以上な作りでした。
まだでしたら次回作の投資に是非(笑)
返信する
Unknown (ブログ主)
2021-05-13 20:30:51
パンフ買いましたよ!
本当によくここまで作ったなって思いますね~。

自分もやってみたい気もしますが、、、
気の遠くなるような作業量に途中で心折れますね。。。
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