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令和のトレンディここに極まれり!だった『この恋あたためますか』

2020年12月23日 00時37分48秒 | ドラマ
くぅぅぅぅ!!
デリシャスぅぅぅぅ!!
これぞ令和のトレンディつってね。
今季一番ドラマドラマしてるドラマだった。

ファンタジーとリアリティのほどよいバランスが好きだったなー。
90年代のトレンディドラマは恋愛至上主義で、
仕事はほぼおまけみたいな印象があったのに対して、
今回は仕事面でもリアリティを持たせつつ、
夢に向かって走っていく若い主人公の姿がよかったよ。
恋愛ありきというより、
だんだん関係性が発展していくってのが、
毎週観るモチベーションにつながったわ。

第1話からずっと面白かったけど、
終盤はもう涙なしには観れなくてね。。。
第8話のラストで里保(石橋静河)が
「何やってんだろ……つかんでた手、私が離しちゃったよ……」
って泣き崩れるところや、
最終回で新谷(仲野太賀)が
「これ以上の恋はできないと思います。それぐらい樹木ちゃんのことが大好きでした……」
って男泣きするところは、
もう観ているこっちも号泣だよ。・゜・(ノД`)・゜・。

そして、その新谷に対して、
「その胸の痛み、誇りに思いな」って慰める
上杉店長(飯塚悟志)の言葉もなんかうれしくて。。。
そこで、PRINCESS PRINCESSの『M』を歌おうとするところがさ、
もうわかってるなと。
失恋にはやっぱり『M』だよねと。
しかも、ここのシーン、
感動から笑いに持っていってるのもまた憎い演出でさー、
うますぎる流れだったわ。

あと、樹木のインスタのくだりも泣いたよね。・゜・(ノД`)・゜・。
里保が「やっぱり樹木ちゃんにとって、新谷は特別なんだね。恋人じゃなかったかもしれないけど」
って言うんだけど、先日、『恋する母たち』で、
「人生最高のパートナーが配偶者とは限らない」
ってセリフと通ずるものがある気がしたよ。。。

大切な存在でも、自分が求めている関係にはなれないことってあるし、
求めている関係になれなくても、特別な人ってのはいるからね。

てか、後半になるにつれて、
ツッコミどこ満載になってきたのも、
いいトレンディ感出してたんだよなー。
第9話で新谷が樹木(森七菜)に気持ちを伝えるの、
早く言えばいいのに、
「あー、ちょっと待って!」なんて無駄にタメを作るから、
浅羽(中村倫也)が追いついちゃうしさー。

最終回も、樹木は外苑前から、
浅羽は渋谷から電話してて、
これから会おうってなってるのに、
2人してダッシュ始めるからね(笑)
え、まさか走って会うの?って。
結構距離あるよ?って。
むしろ、樹木を温かいところで待たせて、
浅羽がタクシーとかで行けばいいんじゃないの?って(笑)

こういう下世話なツッコミが入ってこそだよね、
トレンディはwww

いやー、いいドラマでした!
個人的には仲野太賀はNANGAのダウンジャケット着てたのはポイント高い(笑)

火曜ドラマ『この恋あたためますか』|TBSテレビ

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