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だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

ファッションとロックとわんちゃんの『クルエラ』

2021年05月27日 20時16分07秒 | 映画


【個人的な評価】
2021年日本公開映画で面白かった順位:1/94👑
   ストーリー:★★★★★
  キャラクター:★★★★★★★★★★
      映像:★★★★★
      音楽:★★★★★
映画館で観るべき:★★★★★

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
ディズニー
ヴィラン
101匹わんちゃん
ファッション
プラダを着た悪魔
ハーレイ・クイン
ターミネーター

【あらすじ】
パンクムーブメントが吹き荒れる70年代のロンドン。
親を亡くした少女エステラ(エマ・ストーン)は、
反骨精神と独創的な才能を活かし、
ファッション・デザイナーになることを決意。
ロンドンで最も有名な百貨店リバティに潜り込む。

そんなある日、
伝説的なカリスマ・デザイナーのバロネス(エマ・トンプソン)との出会いによって、
エステラはファッショナブルで破壊的かつ復讐心に満ちた
”クルエラ”の姿へ染まっていく──。

なぜ少女は悪名高き”ヴィラン”に変貌したのか?

【感想】
くおおおお。。。
これは映画館で観て欲しい。
否、映画館で観ないとダメだ。。。
明日からディズニープラスで配信されるけど、
映画館の大きなスクリーンと整った音響設備で体感して欲しいよ、
あのファッショナブルな世界観は。
都内だと唯一、新宿シネマカリテで上映してます。

これは、『101匹わんちゃん』(1961)に登場した
ディズニー・ヴィランズのひとり、
クルエラを題材にした、
彼女の前日譚。
ファッションデザイナーを目指していた彼女が、
なぜヴィランに堕ちてしまったのか、
その経緯を知ることができる。
まさに、アナキン・スカイウォーカーが闇落ちして
ダース・ベイダーへと成り果てた感覚を思い起こさせる内容だ。

ストーリー自体はネタバレになるので、
ぜひその目で観て欲しいんだけど、
この映画の最大の見どころは何と言ってもファッションだよね。

クルエラの反骨精神に溢れたロックなファッションが
メチャクチャかっこいいんだよ!!
彼女一人でファッションショーを行えるんじゃないか
っていうぐらいのセンスに溢れたファッションの数々は
見ているだけで興奮できる。

その格好で常軌を逸した行動をするもんだから、
ちょっとハーレイ・クインを見ているかのような気分にもなるんだよね(笑)
個人的には、『ターミネーター』(1984)への
オマージュと思われるシーンを入れてくれたことに、
大大大感激したけども!!

しかも、存在感があるのはクルエラだけじゃないんだよ。
カリスマデザイナーであるバロネスの
煌びやかなドレッシー姿も圧巻のクオリティ。
彼女の自信に満ち溢れすぎている人柄も相まって、
まさに『プラダを着た悪魔』(2006)のミランダを彷彿とさせるのだ。

そして、この映画では音楽も外せない。
洋楽を聴かないのでタイトルがわからないのだけれど、
過去に他の映画やCMなどで聴いたことのある有名な曲や、
そのアレンジ版がここぞとばかりに使われ、
映画全体を盛り上げている。

ここまで目と耳に訴えかける映画を、
どうして映画館以外で観ることができようか。
もう一度言うけど、
映画館で観てこその映画だと思うので、
早く劇場再開して欲しいよ。。。
エマ・ストーンのハマりっぷりを、
大きなスクリーンで目に焼きつけずに死んだら、
あの世で後悔する。

ちなみに、『101匹わんちゃん』を観ていなかったら、
事前に観ることをオススメする。
ディズニープラスにあるから。
僕もこの前初めてちゃんと観たのだけど、
これを観ているのと観ていないのとでは、
今作のラストで受ける印象がきっと変わるはず。

ホントにね、やってくれるよね、ディズニーは。
ちゃんと拾ってくれるんだから。
好き。

実写映画『クルエラ』公式サイト|ディズニー公式

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ディズニー公式

 


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