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『ザ・ウォーク』を超える高所エンターテインメント『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』

2020年02月06日 00時13分34秒 | 映画


鑑賞した2020年日本公開映画ランキング:15/24
⠀ ⠀ スリル😱:★★★★☆
⠀ ⠀ ⠀ 感動😭:★★☆☆☆
歴史的意義🧐:★★★★☆

初めてでした。気球乗りの映画。
(ちなみに、小学生の頃、学校の行事で乗ったことがあります)

もう気球って時点でわかると思うけど、、、高所恐怖症の人はけっこう辛いかも(笑)
ビルとビルの間を綱渡りする『ザ・ウォーク』って映画があったけど、
高さはあれの比じゃないからね。。。

これ、実話ベースの話で、気象学者であるジェームズ・グレーシャー(エディ・レッドメイン)が、
気球乗りのアメリア・レン(フェリシティ・ジョーンズ)と共に、
高度11000mを超える高さまで昇って行くというもの。
(もちろん、当時の世界最高記録👑)

よくある映画のように、何度か失敗して最後にようやく成功という流れではなく、
しょっぱなから本番に挑み、途中回想という形でこれまでのいきさつを振り返るという構成。

とにかく、目の前に広がる光景が圧倒的に綺麗。
見渡す限りのありったけの雲雲雲雲雲。
『フリー・ソロ』で強大な山を、『ドルフィン・マン』で広大な海を観てきたけど、
今回はありったけの雲です。

『天空の城ラピュタ』で雲の中に突入するシーンや、
『天気の子』のキービジュアルをそのまんま実写化したような感じで、
大自然の神々しさが圧巻。

しかし、この映画の見どころはそれだけではなかった。。。
高度が上がれば酸素は薄くなり、気温は下がり、気球は凍りつき、
これ以上昇ると死ぬ!ってピンチに陥っててんやわんや。

何度も「もうやめてくれ」と心の中で叫んだよ。
だって、こえーし、、、落ちたらどーすんだし、、、
てか、マイナス15度なのに薄着すぎるだろ。。。

僕もこの前、真冬のキャンプ場で薄着(フリーザ)だったけど、
あの何倍もの寒さで、酸素もなくて、
狭いゴンドラの中助けも呼べない状況なんて想像しただけで恐ろしい。。。

しかも、実際の撮影も11000mまでは行かないにしろ、
キャストは600mのところでアクションを行い、
低酸素訓練を受け、
テイクの合間は氷の中に手を浸して
寒さにリアリティを出していたというから、
そのプロ意識に脱帽です。。。

なお、彼らの命がけの偉業により、
大気に層があることが判明し、
より科学的な天気予報を実施することが可能になったそう。

「傍観者は世界を変えられない。選択して生きる者でなければ」
というセリフが刺さります。

ちなみに、ジェームズ・グレーシャーは実在の人物だけど、
アメリア・レンは架空の人物らしい(笑)
この偉業自体はジェームズとヘンリー・コックスウェルという男性のものだけど、
そのヘンリーがアメリアに置き換えられているそう。

映画

フェリシティ・ジョーンズ × エディ・レッドメイン 『博士と彼女のセオリー』W主演、再び!! 高度12,000メートルを体感!! 人類の限界...

映画『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』公式サイト

 


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