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自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

スーパーヒーロー役者勢ぞろいの笑いとスピード感に満ちた騙し合いアクション映画『レッド・ノーティス』

2021年11月20日 23時38分54秒 | 映画


【個人的な評価】
2021年日本公開映画で面白かった順位:34/248
   ストーリー:★★★★★
  キャラクター:★★★★★
      映像:★★★★☆
      音楽:★★★☆☆
映画館で観るべき:☆☆☆☆☆(ネトフリ配信のみ)

【要素】
アクション
強盗
脱獄
格闘
カーチェイス
騙し合い

【元になった出来事や原作・過去作など】
なし

【あらすじ】
世界の最重要指名手配犯を逮捕するために、
インターポール(国際刑事警察機構)から発令される特別な国際手配書、
レッド・ノーティス。

これに該当する犯罪者を追跡するFBIのトップ捜査官ジョン・ハートリー(ドウェイン・ジョンソン)は、
クレオパトラの秘宝とされる“3つの卵”を巡り、
世界一の大泥棒ビショップ(ガル・ガドット)と、
世界最高の詐欺師ノーラン・ブース(ライアン・レイノルズ)と出会う。

ある理由から、
彼らは手を組んでその卵を狙おうとするのだが、
予測不能な事態が巻き起こっていく……。

【感想】
本当は劇場公開されるはずだったのに、
結局はNetflix独占配信のみになってしまった映画。

ただ、これはもうキャストが好きすぎる、、、!
なんせ、みんなスーパーヒーロー映画に出てる(これから出る)から。
ガル・ガドットは、DCの『ワンダーウーマン』(2017)。
ライアン・レイノルズはマーベルの『デッドプール』(2016)が最近は有名だけど、
かつてはDCの『グリーン・ランタン』(2011)にも。

そして、ドウェイン・ジョンソンもDCの『ブラックアダム』(2022年公開予定)に。
3人ともDCにゆかりがあるんだよねえ。

さらに、ガル・ガドットとドウェイン・ジョンソンは
『ワイルド・スピード MEGA MAX』(2011)と
『ワイルド・スピード EURO MISSION』(2013)で共演もしてる。
まさに、みんなまるっと僕が大好きな映画シリーズで
圧倒的な存在感を出しているっていう。

そんな3人が共演するってんだから、
内容そっちのけでまずは観るよ。
キャストだけで判断したの、
この映画が初めてかも。
そして、普通に面白かった。。。

内容はオーソドックスすぎるぐらいのハリウッドのアクション映画。
要素としては、強盗×騙し合いって感じなんだけど、
笑いとスピード感に満ちたエンターテイメントに仕上がってる。

『オーシャンズ』シリーズや『ミッション:インポッシブル』シリーズ、
『ワイルド・スピード』シリーズなど、
スリルとテンポのよさに定評のある映画の要素をふんだんに盛り込んでるのがウリかな。
まあ、悪く捉えればワンパターンだとか、あるあるだとか、
そんなふうに言えなくもないけどね。
実際、本当に都合のよい脚本で、
ほぼ苦労がなくトントン拍子で事が運んでしまうから(笑)

とはいえ、そういう事実があっても、
それを凌駕する迫力とキャラクターの濃さ、
うまい具合の騙し合いによってカバーできちゃってるのが、
個人的な好感度高いポイント。

あと、神は細部に宿るというか、
細かいところがメチャクチャおかしいんだよ、これ。
いわゆるアメリカンジョークみたいな、
ウィットに富んだものではない。
やや下ネタも交えつつ、
日本人でも笑っちゃうようなギャグもあって、
そこがツボだった。
メイン3人の掛け合いは注目されたし。

オチを知ってしまうと「なーんだ」ってなっちゃうんだけど、
ネトフリで気軽に観られるし、
加入してる人は観てみるとよいかと!
Netflixのオープニング記録を樹立したようだからね!

Watch Red Notice | Netflix Official Site

An FBI profiler pursuing the world's most wanted art thief become...

 

マーベルの異色作!『X-MEN』シリーズ初の青春ホラー映画『ニュー・ミュータント』

2021年11月20日 17時09分29秒 | 映画


【個人的な評価】
2021年日本公開映画で面白かった順位:73/247
   ストーリー:★★★★☆
  キャラクター:★★★★☆
      映像:★★★★★
      音楽:★★★☆☆
映画館で観るべき:☆☆☆☆☆(配信のみ)

【要素】
マーベル
青春ホラー
アクション
スーパーヒーロー
X-MEN

【元になった出来事や原作・過去作など】
・漫画
 『X-MEN』シリーズ(1963~)

・映画
 『X-MEN』シリーズ(2000~)

【あらすじ】
ある雪の降る夜、突如現れた"巨大な何か"に襲われ、
居住区を奪われたダニー(ブルー・ハント)。
目が覚めると、ベッドの上だった。

そこは、未熟さゆえに特殊能力を制御できない
ミュータントたちを治療するための隔離施設。
医師のレイエス(アリシー・ブラガ)の指導の下、
若きミュータントたちが常に監視されながら暮らしていた。

オオカミに変身するレイン(メイジー・ウィリアムズ)。
高速移動できるサム(チャーリー・ヒートン)。
全身が発火するロベルト(ヘンリー・ザーガ)。
剣を召喚し、亜空間を行き来できるイリアナ(アニャ・テイラー=ジョイ)。
それらの能力のせいで、
愛する者を失ったり、
虐待を受けるなど、
ダニーも含め、
みんな辛い過去を背負っていた。

やがて、施設内には正体不明の謎のモンスターが現れるようになる。
恐怖で錯乱する中、さらなる危機が彼らを襲う――。

【感想】
『X-MEN』シリーズ第13作目。
本来は劇場公開される予定だったけど、
製作した20世紀FOXの買収やコロナの影響もあって、
なんと4回も延期された可哀想な映画。
さらに悲しいことに、
日本では未公開となり配信およびソフトのみ。。。

『X-MEN』シリーズ最新作ではあるけど、
スピンオフの位置づけであり、
過去の話とは繋がっておらず、
過去のキャラクターも登場しない。
まさにゼロベースの作品である。

『X-MEN』といえば、
スーパーヒーロー映画の代表作みたいなもので、
同じマーベルでもMCUよりも歴史は古い。
2000年に公開されたヒュー・ジャックマンの
『X-MEN』がもともとの始まりかな。

特殊能力を駆使して
ド派手なバトルを繰り広げる過去作とは打って変わり、
今回は青春ホラー映画。
ホラーつっても、
全然怖くないけど。
なので、物語の前半は動きがあんまりなくてちょっと退屈するかも。
後半から、突如現れた謎のモンスターを倒すために、
それぞれが特殊能力を駆使して戦うようになって、
ようやく『X-MEN』らしい展開になってくる。

でも、なんか惜しいんだよなあ。
場所は隔離施設だけど、
ちょっと学園モノっぽい感じがあるのは好きだった。
で、その日常生活の中で少しずつ明かされる能力っていう見せ方もよかった。
ただ、キャラクターは5人いるものの、
その過去はほとんど語られないままなんだよね。
で、最後はその特殊能力で敵をボコスカやるというお決まりのパターンで終わり。
もちろん、それはそれでかっこいいから個人的には好きなんだけど、
せっかくの青春ホラーなら、
もっとキャラクター背景を描いて、
いつもとは違う形で世界観を広げてくれてもよかったかなって気もする。
まあ、総じてこれまでとは違ったテイストが新鮮だったので、
僕はよかったと思うけど。

20世紀FOX最後の『X-MEN』だったけど、
ディズニー傘下に入った今、
この設定を引き継いだ作品は、、、
作られなそう(泣)

それにしても、『X-MEN』は一番日本の漫画やアニメっぽい作品かもしれない。
いわゆる"能力者バトル"がウリだから。
むしろ、歴史的には『X-MEN』の方が先なので、
日本がその影響を受けているのだろうか。

https://www.20thcenturystudios.jp/movies/the-new-mutants