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Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

『浮雲』

2017年02月25日 13時33分01秒 | 映画
1955年公開の日本映画。
「午前十時の映画祭7」にて。

二葉亭四迷の小説とは別物のよう。
ただの不倫映画だった(笑)
愛人のままでは満足できない幸田ゆき子(高峰秀子)と、
妻と別れるとか言いつつも全然別れず、
しかも他の女とも関係を持っちゃう富岡兼吾(森雅之)の話。

昨年3月3日に亡くなった祖母が、
本作に出ている森雅之がかっこよくて大好きだったと、
昨日母親から聞いたので、どんなもんかと観てみたら、
上記の通り、女をはしごするクズなおっさんだった(笑)

ストーリーは王道ながらも、
なんだかんだ言ってお互い離れられない男女のはっきりしない関係ってのは
昔も今も不変なものなんだなと思った(笑)

それにしてもこの富岡って男は、
自分からはそんなにガンガン行かないのに、
なんか女が寄ってきちゃう課長島耕作みたいなやつだなと思った(笑)

62年前の千駄ヶ谷駅が映ってたけど、
現代と風景が違いすぎて、それもまた興味深いところであった。

『ラ・ラ・ランド』

2017年02月25日 13時23分24秒 | 映画


昨日、公開初日に観て来た!!

女優を目指すミア(エマ・ストーン)と、
自分でジャズの店を持ちたいセバスチャン(ライアン・ゴズリング)の
恋愛と夢とそれぞれの人生の行く末を描いた作品。

だいぶ思ってたのと違ったよ!(笑)
予告を観る限り、歌って踊る陽気なミュージカル映画だと思ってたから、
普段のセリフとかも歌って踊りながら進んで行くんだろうなと思ってたけど、
全然そんなことはなくて、割と歌とダンス部分はそんなに多くなかった印象。

しかも陽気な感じだったのは前半までの
ミアとセブが出会い、付き合うところぐらいまでで、
後半はお互いの生活のすれ違いや物事がうまく進まない苛立ちや対立もあり、
それはそれでいいんだけど、けっこう現実的な話だなと感じた。

ラストがものすごくタラレバ話で、
「もし私たちがうまく行ってたら」っていう設定での回想があり、
そこはすごく切なかったなあ。

週に3~4回映画館に行ってるから、
この予告にさらされまくって、変に期待値が高まっていた分、
思ってたのと違う感と「それ予告で観たわ」感が強かった。。。

でも、ミュージカルとかは普段観ないものの、
舞台という狭い場所から解き放たれて、街中で歌って踊るのは最高だった。

これ映画館から出てきたときにこのフラッシュモブとかやられたら感動するだろうなあ。