Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

戦士たちの回顧録 その14 (by ロック)

2006年12月12日 19時04分29秒 | Weblog
魔大陸。
下を見下ろせば大陸が小さな塊にしか見えない。
そんな場所に、俺たちはやって来た。

やっとこのことでオルトロスも倒したし、
(てかタコのくせによく飛空艇のところまで来たよな)
とりあえずケフカと三闘神のいるところまで行こうと思ったのだが、
まわりにいるモンスターがけっこう強い。
シャドウと再会し、あいつも共に行動することになったものの、
それでも苦戦を強いられた。
さすが封魔壁の洞窟からつくられた場所のことだけはある。

本当にこの大陸、途中で落ちたりしないだろうな……
なんてことを考えながら、
俺たちはどんどん進んで行ったんだ。

この魔大陸ができたせいで、
太古に生まれし強大な怪物、
アルテマウェポンまで復活したが、
なんとか倒し、ついにケフカのところまでやって来た。

ケフカとガストラ皇帝、
そして二人の後ろには大きな石像が3体。
おそらくこれが三闘神の本体なのだろう。
ガストラは三闘神の力を使い、
俺とティナの動きを封じた後、
セリスに俺たちを殺すよう命じた。
でも俺はこれっぽっちも恐れることなんてなかった。
セリスを信じていたから。
彼女は俺たちの仲間だと信じていたから。
セリスは剣を渡されたが、
そのままケフカに突き刺した。

しかしケフカは死まで至らず、
むしろ逆上し、三闘神の力を使いたがった。
ガストラが必死に止めに入ったものの、
ケフカが三闘神の間にいるため、
魔法の力はすべてあの3体に吸い取られてしまっていた。
ガストラの唱えた魔法はどれも強力なものだったと思うが、
三闘神の前では無力に等しかった。

三闘神の力はそれはもうすさまじいもので、
その直撃を受けたガストラはほぼ即死状態。
わずかに生きていたが、
ケフカによって魔大陸から放り出されてしまった。
彼はもう助からないだろう。

そしてケフカはついに三闘神の立ち位置を変えてしまった。
3体の目線がずれたとき、その力は暴走を始めるって
前にストラゴスから聞いたことがある。
セリスの必死の抵抗も空しく、
ついにそれが現実のものとなった。
シャドウのおかげで俺たちは動けるようになったものの、
魔大陸はすでに崩壊が始まっていた。
下の世界への影響も甚だしく、
大地は割れ、山は崩れ、多くの人々が成すすべなく死んでいった。

俺たちもなんとかブラックジャック号に逃げ切ったものの、
三闘神の力の暴走を受け、船は真っ二つにされ、
仲間はみんな散り散りになってしまった。

世界崩壊。
まさにその一言に尽きる状況だった。
世界はこうして引き裂かれていったのである。

戦士たちの回顧録 その13 (by セッツァー)

2006年12月12日 10時01分35秒 | Weblog
帝国を相手に命チップにギャンブルするなんて
マジでしびれるね。
そう思ってこいつらと共にいることにしたんだが……。

今回はマジでやべぇ。
ガストラ皇帝が封魔壁を破り、
幻獣界の奥にあると言われている石化した三闘神を見つけてしまったそうだ。
この三闘神ってのはかつての戦争に疲れ、
お互いが向かい合うことで自らを石化し、眠りについたと言うが、
この向かい合っているポジションがズレると、
封印が解け、力が暴走し、世界を破滅に導くという。

ガストラのことだからやりかねないな……。
しかもその封魔壁のあった大陸丸ごと、
空高く舞い上がってしまった。
魔大陸か……。

おもしれー。
このブラックジャック号で突入だ!!

戦士たちの回顧録 その12 (by ティナ)

2006年12月12日 01時31分21秒 | Weblog
幻獣たちは怒っていた。
とにかく急いで後を追わなくては。
ベクタに行ってみると、町は半壊していた。
幻獣たちの仕業らしい。
なんという破壊力。
このままでは世界が破壊されてしまう。
なんとかしなくてはいけないと思っていた矢先、
帝国の使者がやってきた。
ガストラ皇帝から話があるとのこと。
怪しいと思いつつも会って話すことに。

真っ白な髪とひげをたくわえた老人は静かに語った。
「平和のために幻獣たちとも手を取り合おう。
 そのためには私に架け橋になってほしい」と。
皇帝は心を入れ替えたようだ。
何人かの兵士とも話をしたものの、
平和を望む者もいれば、戦いを好む者もいる。
もちろん私は平和を望むので、
ガストラ皇帝の言うように、
いえ、もっと前からそう思っていたけれど、
人間と幻獣の架け橋となってがんばろうと思った。

幻獣たちはどうやら北東の方に向かった模様。
私が行くと言い出したら、
ロックもいっしょに行くと言ってくれた。
私は彼のその気持ちが素直に嬉しかった。
ロックは、私にとってとても大切な人だと思う。
初めて会った時も助けてくれたし。

帝国からもレオという将軍と、セリス、
あと町で雇ったというシャドウと名乗る殺し屋も
同行することになった。

現地に着くと二手に分かれて行動した。
私はロック、シャドウと共に、
まずはサマサという村で情報を集めることにした。
その村の人々は魔導士の生き残りで、魔法が使える。
そこで知り合ったストラゴスさんという老人が
孫であるリルムちゃんを火事から助けようとする一件で
明らかになったことだった。

ストラゴスさんが言うに、
西の山に三闘神を祭った像があり、
幻獣たちはそこに行ったのではないかとのこと。
三闘神っていうのは、
魔法や幻獣たちを作り出した存在。
今、私が魔法を使えるのも、
この三闘神のおかげっていうわけ。
私たちは早速西の山に向かった。
確かにその像はあり、強い魔力を感じたけれど、
幻獣たちはどこにも見当たらない。
他の場所を探そうとしたらまたやってきた。オルトロス。
ほんっとにしつこいんだから!!
でも、リルムちゃんのおかげで撃退することができた。
あの子の絵の才能には本当に驚かされる。

奥に進むと行き止まり。
でもそこにいたの。
幻獣たちが。
ユラという幻獣が人間の言葉を理解できるらしく、
彼と話した結果、
どうやら幻獣たちも町を破壊してしまったことを深く反省しているよう。
とりあえず村に行ってレオ将軍たちと合流することに。

レオ将軍とユラは話し合い、
お互いがお互いの非を認め、
和解できると思った。
これで平和になると思った。

でも、それはケフカのせいですべてが水の泡になった。
彼はその場にいる幻獣たちをすべて魔石にしてしまっただけでなく、
レオ将軍をも殺してしまった。
なんてことを……。
絶対に許せない……。

レオ将軍。
私、あなたからまだ学びたいことがたくさんあったのに……。
あなたは行きの船の中で、私にいろいろ教えてくれたわ。
相容れぬ存在同士である人間と幻獣。
その間に生まれた私も、
同じように人を愛せるのかしらという問いに、
あなたはもちろんと答えたわ。
私にはまだ愛が何なのかよくわからない。
そのうちわかるとあなたは言ったけれど、
私は今知りたかったの。

レオ将軍、とりあえず、
私は目の前にある私にできることを1つずつやっていこうと思うの。
それが愛を知るすべになるのかどうかはわからないけれど、
でも、がんばってみようと思う。

安らかにお眠りください。

戦士たちの回顧録 その11 (by ロック)

2006年12月12日 01時04分28秒 | Weblog
幻獣界へと続く洞窟へと入っていった俺たち。
内部は強い魔力で満ちていて、
心がドキドキしていた。

モンスターを倒しつつ、最深部に行くと、
そこには大きな扉が。
封魔壁……。
その昔、帝国が幻獣たちを狩りに行ったとき、
二度とこのようなことが起きぬようにと、
人間界と幻獣界の2つをつなぐ場所に結界を張ったという。
それがこの封魔壁。
この奥にいる幻獣たちに会おうとティナが前に出た瞬間、
後ろから不気味な笑い声が……。
ケフカ!!
後をつけられていたとは。
ティナが幻獣たちを説得する間、
俺たちでこいつを足止めしなくちゃならない。

しかし封魔壁が開いた瞬間、
まるで壊れたダムから水が溢れ出るように、
幻獣たちが次々と飛び出してきた。
そして彼らはそのまま遠くへ飛び去って行った。
後を追わなくては!!

戦士たちの回顧録 その10 (by ティナ)

2006年12月12日 00時13分19秒 | Weblog
お父さん?
お父さんなの?

ロックたちが助け出してくれた幻獣の中に、
私はお父さんを感じた。

そうだ。
私は、幻獣と人間の間に生まれた子供。
だから生まれつき魔法が使える。
幻獣と人間は相容れぬ存在。
でも、私はその両者の間に生まれた。

帝国は幻獣たちから取り出したエネルギーと
機械の力を合わせることで生み出した魔導の力を使って
世界を支配しようとしている。
その帝国を止めるには幻獣たちの力が必要。
そしてその幻獣たちを説得することができるのは、
私しかいない!

行かなくては。幻獣界へと通ずる場所へ。
世界を平和にするために。