うみーのお魚愚痴日記+case

都会のアパートお魚日記 + 日本の水辺の生き物

2009年最後の大型遠征⑦

2010-03-02 23:32:28 | 東北地方遠征
日が暮れかけてきた。
そろそろ手近な場所でポイントを探すべきだ。


ふらふらと彷徨っていると、溜池をひとつ発見した。
今日はここで最後かな。

早速釣り糸を垂らすと、浮きが揺れ動く。
魚はいるようだ。


釣り上げると、モツゴだった。

……多分、普通のモツゴ、かなあ
もっと山の中ならともかく、
ここは道路傍のポイントだしなあ。


さらに続けると、モツゴ数匹に、
ギンブナの子供を釣り上げることが出来た。

他の魚種は居なさそうだ。
だが、山の直ぐ傍の溜池なので
春になればイモリなんかの姿は見られそうだ。



日が暮れてしまったので、釣りも終了。
これで本日の採取は終わりだ。


さて、銭湯に入りたいが……
どこかに風呂はあるだろうか。

携帯で検索をする。
俺の携帯は古く、画像データが大きなWebページを
見れないが、住所の文字情報くらいは拾える。

どうやら、隣の市まで行くと銭湯があるらしい。
早速車を走らせる。
どうやらショッピングモールの中にあるようだ。

モールに車を停めて探すと、端っこに「湯」の文字のある
建物があった。
だが、電気がついていない。
嫌な予感がしつつ歩いていくと……潰れてやがる。


くそう……他に無いのか。
地図と携帯と格闘した結果、
どうやら、さっき居た地域に温泉があって
それが入れそうだ。

結局、30分ほど来た道を戻る。
よりにもよって、ナマズの川やイモリの水路の
隣を通って戻らなくてはならなかった。


だが、山奥の温泉は時間も時間で人もおらず
一人でノンビリと浸かることが出来た。
汗を流すための銭湯ではなく、
じっくり堪能するための温泉は
やはり人が少ないほうが有り難い。


温泉の後、再び隣の市に戻る。
国道沿いに幾つかの店があったので
食事もそこでと考えた。
牛丼屋で腹を満たした後、あたりを見回すと
ブックオフを発見。これは入るだろう。

丁度シルバーウィークのセールをやっており
新書や雑誌類が半額。大型本も半額だった。

……とりあえず雑誌コーナーを見ると、
ビーパルが大量に置いてあったので
それを片っ端から内容確認して数冊を選定。



他にも何かないかと探すと、
カエルのものと、猛禽類の
大きな図鑑が500円の値札で置いてあった。
定価は5桁の図鑑である。
半額対象なので一冊250円か。

中身を見ると、日本語と英語で表記されており
本格的な図鑑であることがわかるが
どうにも俺にはレベルが高すぎる様子。

ただ、カエルはいつか使うかもしれないし
猛禽は好きな人がいるから、そちらに送っても良い。
せっかく見つけたものなんだ
『見つけたときが買い時です』が、俺の信条。

他数冊の漫画と共に、お買い上げ~


それから国道をさらに走って
中心街から外れた場所のコンビニの駐車場に車を停めて
今日は一泊することに。


明日は採取の目的魚がいる。
果たして、見つけることができるものか。


●ここで出会えた主な生体(赤字はフィールド初遭遇)
モツゴ
ギンブナ

2009年最後の大型遠征⑥

2010-03-02 11:11:33 | 東北地方遠征
あちこち移動するも、地図上の山の上の池は
キャンプ場となっていたり、
森の中の溜池はフェンスで囲われていたりと
いまいちポイントが見つからない。



フラフラとしていたら、
ちょっとした川を見つけたので網を入れたが
結果としては、シマドジョウとウグイ、アブラハヤ。
そうじゃないのだー


何かいい場所が無いかと彷徨っていると
田んぼの中に、よさげな水路を発見した。

水深は20cm~50cm。
底は泥底でスネまで沈んでいく。
水深が深い場所は泥もないのだが、
その分、底は粘土質となっていて
滑って転びそうで危ない。


だが、環境は先ほどタイバラが居た場所に近い。
丹念に網を入れていく。
だが、どうにも魚が入ってこない。
先ほどの場所と比べて、全く収穫が無い。

タモロコが数匹見つかるものの、
それ以外に魚はさっぱりいない。


数十メートルの水路を遡って、
最後の最後で、網の中に何かがのたうっているのを確認。

ウナギかと思ったが、ウナギもヤツメウナギだった。



かなり立派なサイズのヤツメウナギだ。
目がしっかり開いていて、成体となっている。
サイズは22cmほどか。
さて、こいつはスナヤツメなのかカワヤツメなのか。
普通に考えたらスナヤツメなんだろうが……

まあ、スナヤツメなんだろうなあ。


他に魚は見つからなかった。

もう日が暮れかけている。
あまり時間はなさそうだな。


●ここで出会えた主な生体(赤字はフィールド初遭遇)
タモロコ
スナヤツメ