うみーのお魚愚痴日記+case

都会のアパートお魚日記 + 日本の水辺の生き物

2009年ラストは……餌! えさ! エサ!

2010-03-18 10:52:20 | 関東地方南部を徘徊
さて、気温もぐっと下がってきて
年の暮れを感じさせる11月、12月。
時間はあるくせに金の無い俺は、
久々に枯れた人生を送っていた。

米だけは農家直送の茨城産のお米があるので
あとは3パック50円の水戸の納豆で
大変美味しく頂くという実に贅沢な食生活。


さて、そんな俺とは対照的に、
腹が減ったと仰るのは我が家の魚食部隊たち。

食欲旺盛だったタガメ様は産卵後に大分落ち着きましたが
※9月に採取して12月に産卵。明らかに無精卵。結局孵化せず。
ナマズの「しっぽ」や、カワアナゴなんかがお腹空かせてます。


というわけで、実家近くの川へと採取に行きました。
相変わらずいつものポイントです。
ちなみに、餌捕りなんで、軽装でカメラすら持っていってません。
写真なしです、ゴメン。


11月頭

アブラハヤ一匹。小さいオイカワ一匹。
あとはヌマチチブとウキゴリ。トウヨシノボリが網に入る。
特にヌマチチブとウキゴリの数はかなりのもので
その中から小型のものを選別して持ち帰ることにする。
カワアナゴの一口サイズのものがいるのでありがたい。


11月中旬
今日はアブラハヤが採れなかった。こればかりは日による。
その分淀みの泥の下に小型のドジョウ。頂きます(ナマズが)。
ボサの下にいるのがヌマチチブとウキゴリ。
ヨシノボリは川の流れのある石の下にしかいない。
今日もそれなりの数が採取できた。


12月頭
異変。ザリガニが全く網に入らない。
相当量のザリガニが居たのに、さっぱりと網に入らない。
まあ、12月だから当然といえば当然か。どっかで冬眠してるのかな。
川の水も大分冷たくなったし、半そでで網を入れてる俺も大分寒い。
でも、餌魚が採取できるので、問題は、ないかな。


12月中旬
急激に魚の数が減った。ヌマチチブすら殆ど採れない。
ウキゴリがかろうじて数採れたものの、
体長のある個体が多く、ナマズとイシガメ以外は食えそうに無い。

淀みに、死にかけた大きなナマズがいた。
体表が真っ白に濁っていて、泳ぐのも辛そうな姿。
見ていて辛くて、何か出来ないかと思ったが
何も出来ることは無かった。あいつはあのまま朽ちて
そして、またこの川のサイクルのひとつになるんだろうなと。


12月終わり
今日は珍しく暖かく陽も出ている日。
大型のミシシッピアカミミガメが、倒れた葦の上で甲羅干しをしていました。
俺が近づくと、慌てて逃げ出しましたが
すかさず網に追い込んでゲット。

さすがにうちの愛くるしいイシガメよりでかいのは持ち帰れん。
川の近くで遊んでいた男の子たちが興味をもったのでプレゼント。
あとは知らん。

採取魚は前回以上に減ってしまい、
アブラハヤのペアと、ヌマチチブすら数匹。ウキゴリはそこそこ採取できた。
ただ、どれも大型のものばかりで、
ちょっとエサには大きいものが多かった。


と、言うわけで
2009年最後の採取は、ミシシッピーアカミミガメでした。
今年も外来種で〆ですか、そうですか。


●ここで出会えた主な生体(赤字はフィールド初遭遇)
ヌマチチブ
アブラハヤ
ウキゴリ
スミウキゴリ
トウヨシノボリ

ミシシッピーアカミミガメ