南京千両

2009-04-25 | ラーメン
 とんこつラーメンは博多で生まれたものと思っていたら、これがどうも違うらしい。南京千両のホームページによると、「とんこつラーメン」の発祥は福岡県の久留米で、昭和12年「南京千両」という屋号で、久留米の明治通りに出した「九州初のラーメン屋台」、これが「九州とんこつラーメンのルーツ」と言われてるそうだ。
 どうしてもここは押さえておかねばと、前々から機会を伺ってたら、たまたま今日は土曜の25日、行けるじゃない。この店、毎月25日に大盛ラーメンを半額でサービスしてるんです。
 歴史を感じさせる店の入口。
 


 もちろん大盛りラーメンをオーダー。器にズッシリ麺が入ったラーメン登場です。スープはとんこつ、麺はちぢれ麺。かなり違和感ありですが、元々ちぢれ麺だったのが、いつからか細いストレート麺主流になって今のとんこつラーメンになったのかもしれません。
 昭和の初め、関東の「支那そば」が九州流に大きくアレンジされ新しい味の麺として誕生、それが今でも生き続けここにあるというイメージですかね。



●「南京千両」大盛りラーメン(300円、通常は600円

 せっかくなので帰りに基山の大典善寺によってみます。ツツジの名所は今一番いい季節を迎えています。



 藤の花も咲いていて、緑をバックにうす紫の花が美しい。