goo blog サービス終了のお知らせ 

明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

新しいパターを買いました!

2018-08-30 20:18:56 | スポーツ・ゴルフ
とうとうパターを買い替えました。スコッティキャメロンのNEWPORTシリーズ2です。グリップはオリジナルを抜いてリビエラのPGR-161 EVA72というブルーの迷彩柄極太モデルに挿し直した。締めて28500円、中古ゴルフショップのゴルフパートナー柏R16号店で購入。いままでのエースパター、ピンのSIGMA-TESSはしばらくお休みである。というのも飛距離が出なくなってからだんだんパターのほうに力の入れ具合が移って来たのだ。ドライバーでガンガン飛ばすという楽しみはあっても、「人より飛んでいる」という優越感はもう味わうことが出来ないと分かっているからである。曲がらないとか芯を喰っているとかミートが抜群だとか弾道が綺麗なドローだとか、まあ誉め言葉はいろいろあるが「飛ばすね〜」という言葉以上の誉め言葉は「ない」と思っている。ゴルフは飛んでナンボ、と信じて微塵も疑わなかった私が、とうとう飛距離を諦めてパターに活路を見出したのは当然であった。ゴルフは結果が全て、スコアが少ないほうが勝つのであり偉いのだ。いままで飛距離に楽しみを見出していたのは「ドライバーが実際に飛んでいた」、その一言に尽きる。そりゃあドライバーが飛んでアイアンがピタピタとピンにくっつき、バーディー量産というのが夢であり目標でもある。だから、まずドライバーである。私は何故かドライバーだけは飛んだ。アイアンは仲間内のSY氏のほうが確実に飛んでいたのだが、それは私がカッコつけてマッスルバックを使っているからだと自己正当化していたのである。確かに弾道は高かった。しかしいざ病気をして右手が麻痺し思うように使えなくなると状況は一変し、近所の練習場でオジサンたちが普通に打っていても「ああ、これくらい飛ばせたら・・・」と自分の非力を嘆いていたのだ。もう昔のようには飛ばせない、その事実が私を苦しめた。そこから私を救ってくれたのがパターだったのである。

一時はゴルフをやめるつもりでクラブからバッグ一式を弟に譲り、何か運動をすることなど思いもしなかった頃に比べると、いまはリハビリとは言え、週に2回300球の練習を欠かさないまでに体力は戻ってきた。だが当然限界はある。発病から4年、僅かに機能回復し続けているとはいえ、まだドライバーで160ヤードしか飛ばないのだ(アーメン!)。ゴルフをやるモチベーションは「人に誉められたい」からである。しかしこれでは仲間のお荷物にしかならないではないか!そんな私にもう一度輝けるチャンスを与えてくれるもの、それがパターだと気づいたのである。ようやく飛ばない人の気持ちが痛いほど分かった私は、真剣にパッティングに取り組む決心をした。もともとピンのSIGMA-TESSはまだ病気する前の飛ばしている頃の癖が残っている「正直言って見た目」で買ったものである。アラインメントの線も入っていないL字型のパターで、格好はいいが難しい。フェースバランスで「放っといても真っ直ぐ」打てる初心者用のパターを買うつもりで、新宿のゴルフショップへ乗り込んだ。最初に試したのがオデッセイの「EXOインディアナポリス」である。いや〜まいった、真っ直ぐしかいかない。オデッセイは次々と新型を出してその上誰でも使える値段で提供しているのが人気なのだが、このEXOは慣性モーメントが半端なく高くてしかもそこそこ値段が安い、ってんだから即買いでしょう!・・・と鼻息荒く書いてしまったがそこは一段抑えてひとまずキープである。ピンのL字でどうしても真っ直ぐ打てない理由は、構えた後「思った位置にバックスイング出来ない」ことだった。構えて始動するとどうしても「揺れて」思い通りのラインが描けないのである。

これは、ピンのL字タイプはトゥヒールバランスで、イン・トゥ・インのストロークで打つ人に合ったパターだと紹介されている。初心者というより上級者に向いてるのだ。フェースの向きやすさを調べるのには、シャフトを一本指に乗せて見ると「フェースが上を向く」のがフェースバランスで「フェースが横を向く度合いが強いほど」トゥヒールバランスである。フェースバランスタイプのパターは、放っていてもフェースが真っ直ぐ正面を向くように作ってあるので、初心者に向いているのだ。そこで私も今まではカッコつけてL字を使用していたが「フェースバランス」の易しいパターにチェンジすることにした。EXOはその最新モデルである。だが良いパターは値段も高い。国産のモデルなら新品でも1万円台で買えるが、有名どころは最低でも2、3万はする。EXOはネットのGDOで37800円もしていて、ちょっと高い。パターは入らないと「自分に合わないかも」なんて思って替えたくなりやすいから、出来るだけ安い方が良いのだ。EXOが評判どうり最高のパターであるとしても、まだ手が出るほどでは無い、う〜む。

以前、この年になったら欲しい物は金に糸目は付けぬ、と宣言してみたは良いけれど、柄にもなく慎重になっているのは、実は「コースで使ってない」からなのだ!。結局これという判断力が自分には無いことに気がついて、パター選びはおじゃんになった。それからは2万くらいまでを目安にして、いろいろと取っ替え引っ替えして打ち比べていたが、打っているうちにスコッティキャメロンが「打った感触」が非常に良いことに気がついた。スコッティキャメロンは言わずと知れたタイトリストのパターである(ちなみにオデッセイはキャロウェイ、テーラーメイドは自社ブランドのTP、その他ピンとかベティナルディとかピレッティとかあるが、私はクラブがタイトリストのVG3なので、パターもキャメロンなら言うこと無しである)。他のパターをいろいろ試したのだが、スコッティキャメロンの打感は「カツっと」しっかり目の音がして、打った感触が手に伝わって気持ち良い。オデッセイやテーラーメイドのはフェースインサートの加減かどうか分からないが、「当たった時にパコン」と球が出ていき、いまいちヒットした感覚が伝わってこないのだ。スコッティキャメロンにはGOLOやFUTURAといった変形もあるが、やはり王道はセレクトNEWPORTのシリーズである。一度この「打感」を知ると他のパターが頼りなくなってしまう。やっぱり私のエースパターはスコッティキャメロンで決まりだ!

というわけで初めに書いた通りゴルフパートナーで買うことになった次第です。家に帰って早速ゴルフマットの上で打ってみたのだが、流石に「打感」は紛れもなく最高である。しかし球を目標に向かって真っ直ぐ打ち出すためには、(1)バックスイングを決めた通りのラインで引き、(2)球の真後ろの一点を正確にパターヘッドのスウィートスポットでヒットし、(3)フォロースルーを球が離れる何十分の1秒の間「目標に向かって真っ直ぐ出す」必要がある。そのためには、まずアドレスで「どのくらい球から離れる」のがいいのかを決めなくてはならないのだ。あれこれパターマットで球を打ってみる。全部入る、あ〜これじゃ練習になんないじゃん!。当たり前である、マットが1mもないのだから入らないほうがおかしいのだ。

それで仕方無しにYou-Tubeでパターの動画を漁ってみたら、PGSTというパフォーマンスゴルフスタジオのフィッティング(まんまじゃねーか!)が面白かったので参考にした。ゲストのパッティングがバラついていたのを、ほんのちょっとの修正で方向・距離ともバッチリ合うようになったのが凄い!何やら細工を施していたが、同じパターを使っているのに見違えるように球の軌道が安定してスコスコ入るのである。こりゃ、スコアも良くなるわけだ。ついでにいろいろ眺めてみたら、ネックの形状でストロークが変わるという動画もあった。ベントネックはアッパーブロー、クランクネックはダウンブロー、なんて言ってるのを見るとパッティングもスイングに劣らず「奥が深い」ようだ。右手をメインにするか、左手をメインにするのか、長尺を使うか短いのにするか、はたまたクロウグリップか5角形か。パターを買うたんびにパッティングスタイルを変えていたんじゃ、いくらお金に糸目をつけないと言ったって身が持たない。というかスコアが良くなるどころか「めちゃくちゃ」になってしまうじゃん。これからはパッティングを真剣に練習しようというのだから、キチンとやらねば。

よろしい、まずここは基本スタイルを完全にマスターしよう。バリエーションをつけるのはそれからでも遅くはない。というわけで、ようやく落としどころが決まって一安心である。それにパターもスコッティキャメロンの定番人気モデルのニューポート2だから、買い直す必要がなくて丁度良かった。しばらくこれでパッティングの練習をすることにしよう。今までパターなんか大して意味ないと練習もしてなかっただけに、物凄く上手くなったりして、と夢は膨らむわけである(私はポジティブなのだ)。ただグリップだけはオリジナルのものに戻したほうが良さそうだけど・・・。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿