明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

私の最近のお気に入り番組

2017-12-20 23:00:00 | 今日の話題
私の今のお気に入りテレビ番組を曜日ごとに選んでみました。そろそろリハビリ期間も終わりに近づき、何か人生でやり残したことを最後にやってみようと思い始めた今日この頃、テレビばっかり見ているのも何だから、一日にテレビを見る時間を少し減らすことにした。私の借家は1Kで6畳一間だから、テレビを見ないと本を読むかパソコンを見るか外に出るかしか無い。つまりテレビが消えていると、自分から何かしてないと時間が持たないのだ。

テレビというのは何もしなくても時間が潰れていく道具である。パソコンもYouTubeなんか見てるだけではテレビと何ら変わらない「勝手に映像を流している箱」で、自分がいてもいなくても構わないのだ。何もしていないという点では本を読むのも同じではないかと言う人が居るかもしれないが、読書はテレビと違って「読もうとしなければ1ページだって進まない」のである。そこが本とテレビと決定的に違うところである。私はテレビを見る代わり本を読むことにした。

そこで何を減らし何を残したか、興味のない人が殆どだと思うが、一応試しに書いてみた。このところ前置きが長くていけないと或る人に御教示頂いたので、恐縮して早速本題に入るとしよう。

月曜日
◯「吉田類の酒場放浪記」・・・ただのぶらぶら歩きと酒場で酔っ払う吉田類を見てるだけの番組だが、録画して寝る前などに見ると気持ちが落ち着いてスムーズに眠りに入れる。
◯「にっぽん!歴史鑑定」・・・歴史を紐解く番組だが余り「先鋭的な謎解き」などは期待してもしょうがない。他の歴史番組よりはマシだけど。
◯「京都国宝浪漫」・・・取り上げる国宝は大体はもう見てるが、たまに面白いものを取り上げてくれる。期待しないで見る番組。

火曜日
◯「鉄道・絶景の旅」・・・テーマ曲を歌っている「峠なんとか」と言う歌手の歌が気に入っている。映像と控えめなナレーションが秀逸な番組。2時間ものなので大概パソコンかスマホをいじりながら見ている。
◯「三宅裕司のふるさと探訪」・・・何も見るものがない時のために録画しておく。面白いには面白いのだが、「爆笑」とは行かない。
◯「太田和彦ふらり旅 いい酒いい肴」・・・これも寝しなに酒を飲みながら見る番組。出てくる日本酒への「一言」が唯一の売り。

水曜日
◯「奈良ふしぎ旅図鑑」・・・最近の大のお気に入り番組である。こう言う地元密着の情報番組をもっと増やしてほしいものだ。時間が短いのが逆にいいのかも。
◯「相棒」・・・年末まで放送がないようで、正月の特番が今から楽しみだ。今年は少しは「スリリングな謎解き」を期待したいね。少し重量感のあるものをやってくれればいいのだが。
◯「今夜くらべてみました」・・・今1番の「腹の底から笑える」番組。やはり笑いは最高の「長生きの秘訣」である。さすが売れっ子お笑い芸人の徳井くん、笑いのタイミングが絶妙である。

木曜日
◯「ビルボード全米TOP40」・・・木曜日はこれといって見るものがない。テレビはお休みにしてもいいくらいだ。

金曜日
◯「ぶらぶら美術・博物館」・・・山田五郎の知識はものすごいが、当然前もってブリーフィングしているだろうから驚くには当たらない。そろそろ種切れかと思ったら「博物館側が勝手に新ネタを次々と企画する」から困らないみたい。高尚な題材を面白く見せてくれるので、毎週何をやるのか楽しみである。
◯「五木寛之の百寺巡礼」・・・巡礼番組の定番。寺がどうの仏像がどうのと言うより、五木寛之が何をどうコメントするかが興味の中心。年齢に似合わずシャキッとしているのは流石である。
◯「高島礼子・日本の古都」・・・女優が案内する番組はややもするとキャピキャピして困るが、高島の場合はそれがないのがせめてもの救い。通り一遍の観光スポット案内だが、自分の知識のチェックのつもりで見ることにしている。他に面白い番組があれば、あっさりとチャンネルを変えると言う程度の番組。

土曜日
◯「諸説あり!」・・・特に興味があるときだけ、見る。司会進行役のアナウンサーやコメンテイターが気に入らない。歴史に対する真摯なアプローチに欠けている番組。このお気に入りから外そうかと思うくらい中身のない番組。たまに期待して見るが、いつもガッカリするのにはプロデューサーがダメなのかもしれない。
◯「おぎやはぎの愛車遍歴」・・・昔の車は色気があったね。デザインといいコンセプトといい、夢があった。私も車は好きな方なので、いろいろな車を見られるので楽しい。

日曜日
◯「外国人記者は見た」・・・私の一押し番組、ニュースを考えるのに都合が良い。外国人がそれぞれのお国柄でコメントするのは勉強になる。最近は中国の記者の意見が「自信を持っている」のが注目である。
◯「SONG-TO-SOUL」・・・夜はじっくりと洋楽に浸っていたい気分。ニュースで頭を使ったら音楽でクールダウンするのが私の定番コースである。

◯それと曜日がはっきりしないが「鉄道ひとり旅」・・・ダーリンハニーの吉川が鉄道めぐりするだけの番組だが、何故か毎回見てしまう。こういう「中身はどうでもいいけど」という番組は、中々ない。M C のキャラクターだろうか、案外人気があるのかも。

番組名を見れば分かるが、だいたい歴史と酒場と鉄道がメイン。歴史は内容によって「京都ぶらり歴史探訪」「尾上松也の謎解き歴史ミステリー」「片岡愛之助の解明!歴史捜査」などをちょいちょいつまみ食いする。「おんな酒場放浪記」は出演者が気に入らないし、中身もない「酒場紹介番組」なので見ていない。クイズ番組は時々見るが、「くりぃむクイズ」の上田晋也がお気に入りだ。「東大なんとか」は大して利口でもない東大生が偉そうに出てきて「スゴイスゴイを連発」するのが嫌になってやめた。どうせ役に立たない雑学をせっせと覚え込んで披露する「記憶力だけの凡人」が出てくる番組なんかつまらないに決まっているので、くりぃむクイズ以外は見ないことにしている。

それに比べると、奈良ふしぎ旅図鑑は非常によい番組である。ふしぎ案内人は、キュートな女優の相武紗季だ。私は奈良好きなので最初から注目して見ている。今週は「奈良筆」についてであった。5分ほどの番組なので、さらりと上を撫でるだけのミニ知識だが、結構奥深く奈良の魅力を紹介してくれる。題材は寺は勿論のこと、食べ物から土産物や特産品に名店の紹介と幅広い。楽しく豆知識を仕入れることが出来る「隠れた私のお気に入り」である。

あとはCSで警察アクションや探偵ものを見ている。「エレメンタリー ホームズ&ワトソン」が一押しである。日本の探偵ものと全く違った筋立てで、ハイスピードの展開とスリリングな推理が見るものを惹きつける。こういうドラマ作りが
「なんでも猿真似する日本」で出来ない、というのが不思議である。ちょっと「警部古畑任三郎」がそれに近い作りだったが、「相棒」でまた元に戻ってしまった。日本では本格推理ものは作れないのではないか。「人情とお涙頂戴」を入れないと、お客が満足しないのだろう、困ったものだ。

シーズンになると、バスケットとゴルフとサッカーを見ている。WOWOWを辞めてしまったので、サッカーはプレミアのみである。こないだNHKでクラブ世界一をやっていたので、久しぶりにレアルマドリーのロナウドを観られたのは嬉しかった。ゴルフは日本女子とアメリカ男子でメジャー中心、放送があれば基本的に全部見る。それにパソコンでバスケットのティンバーウルブス戦のライブ中継、これは冬のスポーツのメインだ。後はクラシックの番組と伝説のロックミュージシャンの記録映像を少々。これで全部である。

こうして並べてみると意外と見ている番組が少ないな、と思う。こんなに気に入った番組が少ないのに、一日のテレビを見ている時間は9時間から10時間もあるのは、いかに「見る気が無いのにダラダラと見てしまう癖」が抜けてないかということである。恐ろしい。

これを機に悪弊は改めるとして、来年は本に集中して見たい(去年も確かそんなことを言ってたような)。

「年間50冊」。これを目標に頑張ってどうにか達成したいものだ。

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