明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

水曜日は運動の日:ゴルフの愉しみ(55)いま米国でゴルフブームが起きている!

2020-12-30 21:14:47 | スポーツ・ゴルフ

アメリカではコロナで行き場を失った男性の運動欲求が、密を避けて自然の中で思う存分体を動かせられるということで、どっとゴルフ場になだれ込んでいる、というのだ(ゴルフデータテック調べ)。確かにゴルフ場は安全である。家から車でゴルフ場に行き、バッグも自分でカートに積み込めば、後は仲間以外の誰かと顔を合わせることもなく、心置きなくプレー出来る「開放された空間」と言える。日本でもお一人様プレーや食事抜きのスループレーが増えているというから、ゴルフは社交の場という古めかしい意識がたまたまコロナで吹っ飛んで、やっと我々高齢者が楽しめる「気楽な運動」になったわけだ。めでたしめでたし。「お年寄りはゲートボール」なんていう、時代錯誤の考えは田舎のじいちゃんばあちゃんに任せておいて、我々は颯爽とティーイングエリアに登場する「シニア・アスリート」として、ゴルフを盛り上げていこうではないか!

そういうわけで年末年始は、私自身はいつもの通りゴルフの練習に取り組むことにするとして、コロナ明けの来年のプロゴルフ界には、更なる大きな期待を持っているのである。

先ず、渋野日向子のアメリカ・ツアー参戦だ!

全英はビギナーズラックもあっただろうが、今回の全米オープン4位という成績は彼女のポテンシャルが、「十分メジャーを狙える」位置にあることを証明した。素材とメンタルは間違いない。後はホンのちょっとの運と、「ウッドの精度」を上げることである。100ヤード以内の精度と人は言うが、アメリカのゴルフ場はそんなに甘くない。渋野くらいの飛距離では、何れパー4のセカンドを「ウッド」で打たなきゃいけない日が来るのは目に見えている。では、飛距離を伸ばす練習をすればいいではないか、というかも知れないが、それでどんだけの選手がスイングを崩して「スゴスゴと」日本に帰って来たことか。日本で強いと言われた選手が、全くアメリカで通用しないことは皆んな分かっている事である。

それは何かと言えば、「セカンドでグリーンを捉える力だ」と私は見た。アイアンだろうがウッドだろうが、とにかくセカンドを乗せなきゃ何も始まらない。今年ブレークした古江彩佳のスイングを見れば、「正確なショット」が如何に大事かということが分かるではないか。勿論、グリーン周りの寄せも天才的である。しかし彼女は、日本ツアーで破竹の勢いで勝ってアメリカに乗り込んだが、全米では予選落ちしてしまった。つまり、古江彩佳の飛距離では、アメリカでは互角には戦えない。そこで渋野日向子が「勝つ要素」が見えてくる。それはドライバーは「そこそこ」でいいとして、肝心なのは他ならぬ「ウッドの精度」だと私は思う。申ジエのようにユーティリティの魔術師でもいいが、できれば「5番ウッド」を徹底的に練習して、ウェッジと同じくらいに5番ウッドが打てれば、メジャーで勝つのも「射程に入ってくる」のではないか。

実は私がスコアアップの鍵と位置づけて、来年期待の戦力にしようと目論んでいるのが、「5番ウッド」なのだ!(いかん!、秘密をバラしてしまった・・・)。ドライバーが250ヤードも飛んでくれればいいが、そんな夢を追いかけて貴重な時間を費やすことは、老人の私にとっては自殺行為でしかない。そんな事より手っ取り早くスコアを上げるには、ウッドとユーティリティを徹底的に練習して、多少の距離は「らくらくグリーンオン!」、としちゃうのが一番である。だから練習場でも、球数の半分は「5番ウッド」の練習に使っているのだ。ゴルフ仲間たちよ、来年こそは「皆んな見てろよ〜」である。

セカンドでグリーンにピタピタ乗せられれば、ドライバーは少々飛ばなくたってフェアウェイの好位置に置けばいい。アイアンとアプローチはそれほど失敗しないだろうから、そこそこのスコアでは上がれるという計算だ。うーむ、完璧じゃないか!

一応私の来年の計画は決まった。おまけで2021年度女子ツアーの「推しメン」を発表しよう。

1、何と言っても「セキ・ユウティン」だ。年末に行われた加賀電子カップ「新人戦」で、怒涛の4連続バーディを決めたシーンは圧巻だった。この勢いで来年のスタートダッシュを決めれば、来年シードを取るのは楽勝と思う。何と言っても、美人という評判に溺れること無く、ひたすらストイックにゴルフと取り組む姿勢が「超、応援したくなる」ではないか!。勿論、来年優勝はしてほしいが取り敢えず、ベスト5を2、3度取ってくれれば、私としてはオーケーである。

2、引き続き「三ヶ島かな」を注目している。時々優勝戦線に顔を出してくれるが、中々勝つまでは行かないのだ。来年はもう少し勝負力をつけて、他の選手から一目置かれるくらいの活躍をしてほしいというのが、私の願いです。出来れば1勝、それも早い内に欲しいねぇ。

3、ステップ・アップで密かに勝っていた「小野祐夢」に注目だ。最後は個人的な好みで声援を送っている小柄な選手を挙げたい。派手さはないが、見かけと違って「芯は強い」有望株である。割と下位の方で頑張っていて、テレビに映る機会も少ないから知らない人が多いと思うけど、これが必死に頑張ってステップ最後の「カストロール・レディスで優勝」しちゃったのだ!。優勝した時も涙を見せずに堂々としていて、むしろアスリートらしくて私は好感を持った。飛距離がある方ではないのだが、粘って粘って勝負する「応援しがいのある選手」なのは間違いない。来年は念願のシードを取って、もっともっとテレビで活躍してる姿を見せて欲しいものである。

以上、私の大注目選手を3人挙げました。3人とも、来年こそ大活躍・大飛躍の年となりますように!


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