8月25日に逝去した58歳の息子は、3年前の3月に愛娘Mを28歳の時に癌で失いました・・
その告別式での喪主挨拶の中で、今や癌は特別な病ではなくなりました。
ちょっと重い風邪をひくくらいの感覚で、そして頻度で、誰もが罹る時代です、
体の具合がおかしいと思ったら、癌検診を受けてくださいと、挨拶の中の言葉にあったと記憶しています。
ですのに、何故、もう少し早くに病院へ行ってくれなかったのか、と、
悔やまれてなりません。
今更何を言っても戻らないことは分かっていても、後5年・・後10年生きていてくれたなら・・と遺影に向かって母は恨み節です。
おはよう! から始まってお休みなさい! まで、何回話しかけていることか・・
息子は珍しいものを食べれば、今度は母さんを連れてきたいと言い、
風光明媚な景色を見れば、母さんも連れてくれば良かったと口憚からず言ってくれていたそうです。
そんな息子とは露知らず・・
男の子って女親にとってはつまらない・・
母親離れした息子って、冷たいとか愚痴を言っていた自分の愚かさが
悲しい・・・
ごめんね。。ごめんね。。を繰り返しています。