伊豆の海は凪いでいました。
遺影と共にやってきた私達と、亡き息子を悼むかのように・・・
車のセカンドシートに遺影を立掛けて、何かと話しかけて来ました。
途中で雨が降ったり、雷鳴が聞こえたりしましたが、伊東市に入ると嘘のように晴れ間もありました。
お三人様・・歓迎みたいに・・
息子の念力みたいですね・・
何か月も息子の事があり、こちらに来なかったので庭は荒れ放題です。
雑草は私の背丈よりも伸びて、今も夫は格闘しています・・
機械作業とは言え・・80のお爺さんの頑張りは神がかっています。
庭で息絶えていないか、様子を窺っていますが、元気に機械を操作して既に庭の20パーセントは刈り取ったみたいです。
僅か2歳しか違わないのに、何であんなに元気なのか・・
80歳のお爺さんと82歳のお婆さんの伊豆高原での奮闘記です。
お婆さんは出来合いの既製品を並べて、良く冷えたビールも用意して、
お風呂もすぐに入れるようにして、作業の終わるのを待っています。
働き者の連れ合いも、良かったり・・悪かったり・・
見ているだけで・・私・・疲れますから・・
明日も続くのですーーー