昨日の事・・
立川市の、とあるクリニックのS医師から、
8月25日に逝去した息子へと供花のお届けがありました。
こちらの医師には長年にわたりお世話になっていました。
息子はどちらかと言うと、メンタルに弱く、繊細でしたので、
心の病がありました。
うつ病と言われているなかなか厄介な病でした。
若い時からその気があり、色々病院を変えましたが、改善の兆しはありませんでした。
業を煮やした私は、ネットで名医がいないものかと、探しあぐねたのでした。
その成果がありまして、辿り着いたのが立川市で開業しているこの医師のクリニックだったのです。
まず初診から帰って来た息子が云いました。
今度の先生は1時間も僕の話を黙って聞いてくれたんだ・・
心の中の物を全部話していいんだよ・・って・・・
そんな報告を受けた時、母親の直感で、やっと名医に巡り合えたと確信をしたのでした。
それからの息子は、S先生に対して、厚い信頼と尊敬の念を抱き、まるで兄を慕うかのような患者になりました。
よそ目に見ていても、うつの症状は改善していきました。
今回の入院前にも、齋藤治先生だけには会っておかなければと、言っていた矢先に帰らぬ人になってしまったのでした・・・
齋藤治先生は病を治しただけでなく、息子に生きる意欲を与え、人生まで良き方向へと導いて下さった、真の恩人でありました。
息子は最期に、感謝の言葉を自分の口から、云いたかったに違いありません・・・
齋藤治先生
長い間、本当にありがとうございました。
息子に成り代わりまして、心より厚く御礼を申しあげます。