燕たちの憂鬱

ここ神宮の杜では、今宵も燕たちの溜息まじりの歓声がこだまする!

アウトブリードを決断

2023-07-11 19:17:42 | クワガタ
2013年の♀の捕獲以来栃木産にこだわってヒラタクワガタの繁殖活動を開始。途中系統が途絶えかかった2016年にWの♀を奇跡的に確保。以後、捕獲した♂と繁殖した♀をペアリングする形で、代々栃木の系統を守って来たが、2020年産の個体がほぼ全滅。かろうじて羽化した2021年産の♀の産卵までは確認できたものの、2023年の今現在その時の個体は羽化した姿を見せていない。
今やヒラタクワガタに出くわすのは、年1回有るかないかの絶滅が危惧される状況で、昨年確保した♂のペアリング相手の♀がおらず、このままでは自宅の栃木系統が途絶えてしまう大ピンチ。
そこまで追い込まれたところで、ショップで購入した♀とのアウトブリードを決断。そもそもここ数年飼育個体が皆ひ弱なのは、限られた生息場所で近親交配を繰り返した個体とブリードした結果のような気もするし。で、東京遠征した翌日の今日、むし社に出向いた。できれば北関東産がベストだったが、店に置いておらず、新潟県村上市のWF1のペアを購入。


お店の人から、山を超えた地域の、明らかに異なる遺伝子の系統なので、栃木産とペアリングすべきでないと釘を刺されたが、子供の頃から愛着の有る地元栃木のヒラタクワガタが絶滅するのを、このまま見過ごすわけには行かないという気持ち。WF1なので、栃木産の遺伝子が半分は残るし、その後栃木産個体と交配を重ねれば、栃木産の遺伝子が色濃く残るはず。


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