燕たちの憂鬱

ここ神宮の杜では、今宵も燕たちの溜息まじりの歓声がこだまする!

まさかの明治神宮大会制覇

2023-11-20 16:44:07 | 我が母校
先の東京六大学野球秋季リーグ戦で慶早決戦を制し優勝した慶應義塾の次なる目標は、明治神宮大会。ここまで順調に勝ち進み、決勝進出。高校の部は、関東代表で栃木の作新学院が決勝進出。大学の部・高校の部とも決勝は今日。両方の決勝を見届けるべく、朝栃木を出発、一路神宮球場へ。

午前中の高校の部は、作新学院が敗れ、星稜高校が優勝。

迎えた大学の部決勝。相手は、春の大学選手権で明治に勝って優勝してる、青山学院大学。ドラフト1位指名のピッチャー2人を擁し、苦戦必至の相手だ。

青山学院の先発は、ドラフト指名の2人でない児玉君。1回表、いきなり3連打でノーアウト満塁と、絶好の先制のチャンスが訪れるも、後続が三振、サードゴロ・ダブルプレーに倒れ無得点に終わる、いやな予感がする展開。
その後も序盤は慶應義塾が押し気味に試合を進めるも、2回以後立ち直った児玉君を攻略できず、双方無得点。6回から青山学院は、満を持してドラフト1位の1人、下村君を投入。そこから形勢逆転。打線が下村君の前にきりきり舞いで1人のランナーも出せない間に、5回以後毎回ランナーをスコアリング・ポジションに置く、防戦一方の展開に様変わり。そのピンチを無失点で切り抜けることができたのは、6回裏のセンター佐藤君のセンター前ライナーのダイビングキャッチと7回裏のファースト吉川君の1・2塁間ゴロのダイビングキャッチ。この2つのビッグプレーで、同点のまま迎えた8回表、1死後セカンドやや左のゴロをファンブルで久しぶりにランナーが出塁。ここから信じられない展開が待ち構えていた。外丸君のバントを取りに行ったピッチャーとキャッチャーが交錯し、お手玉でオールセーフ。そこから下村君のコントロールが突然乱れ、2者連続のストレートのフォアボールでなんと押し出しで先制!

さらに廣瀬君の初球がボールになったところで替わった、もう1人のドラフト1位ピッチャー常廣君から、廣瀬君が犠牲フライには充分なライトへの大飛球。


この回ノーヒットで2得点!結局6回以後ヒットは出ず終いだったが、先発・外丸君が最後まで投げ切り、優勝!


試合後のインタビューでキャプテンの廣瀬君も言ってたが、まさか今年のチームが日本一になるとは夢にも思っていなかった。
春から秋にかけて著しい成長を遂げた選手諸君に大拍手!!

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