燕たちの憂鬱

ここ神宮の杜では、今宵も燕たちの溜息まじりの歓声がこだまする!

奇跡の逆転勝利で立教に先勝

2022-04-23 13:51:43 | 我が母校

母校慶應義塾にとって2度目の3連覇がかかる、2022年東京六大学野球春季リーグ戦が開幕。

先々週の東大戦の初戦、6回までリードされる苦しい展開ながら、最後は打線が底力を見せ逆転。連勝で滑り出したが、優勝に向けた本番は今日から。

慶應義塾の2校目の相手は、立教。初戦の法政戦を連勝で勝ち点を挙げている、手強い相手だ。

大事な今週末の試合を見届けるため、昨夜のうちから上京し、神宮球場へ。

試合は、覚悟してた通り、序盤から一方的に立教の流れ。2回〜4回まで3イニング連続満塁、5回も1アウト3塁と、ピンチの連続。

かたや慶應義塾は、立教先発・荘司君の前に7回まで3塁も踏めない有様。6回表、この回先頭のピッチャー・荘司君の打った瞬間それとわかるホームランが飛び出し、7回表にボテボテのファースト内野安打の間にセカンドランナー一気に生還し2点目を取られた時には負けを覚悟。

奇跡は8回に起きた。ピッチャー交替してこの回から登板した島田君から、ランナー2人を置いて、廣瀬君の、センターバックスクリーン左にギリギリ飛び込む、起死回生の3ランが飛び出し、逆転!

その直前の宮尾君のバントヒットが効いた。この回押し出しでさらに1点加え、2点差で最終回へ。

9回表、替わった橋本君が2アウトからランナー2人を許し、一打同点のピンチを招く危なっかしい内容だったが、最後のバッターを三振に仕留めて、4―2でゲームセット。

慶應義塾の勝因、というより立教の敗因は、序盤から中盤にかけての再三のチャンスで、ただの1点も挙げられなかったこと。あそこで1〜2点取られていたら、一方的な試合展開になってるところだった。逆に、慶應義塾の先発・増居君が、コントロール不安定だったのによく凌いだとも言える。8回の立教のピッチャー交替は、先発の荘司君が6回からコントロールがバラつきだし、フォアボールからピンチを招くのを恐れた結果だと思う。

優勝争いが混沌とする中、観戦初日からドラマチックな展開になった。今シーズンも白熱したリーグ戦になりそう。

 


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