燕たちの憂鬱

ここ神宮の杜では、今宵も燕たちの溜息まじりの歓声がこだまする!

いつか祈りが通じることを信じて

2008-11-03 15:01:05 | 我が母校
今年の神宮球場の野球も今日が見納め。



昨日の第2戦に続いて先発した中林君が、早稲田の強力打線相手に5回まで1失点と奮投。6回途中から大学生活の有終の美を飾るべくキャプテンの相澤君がマウンドへ。熊本高校出身一浪の経済学部。東大以外の他の大学が、大部分のメンバーを甲子園常連の野球名門校で固めてるのとは対照的に、例年塾野球部では、県立の進学校出身者が貴重な戦力として台頭して来る。そんな慶應野球を象徴する存在の彼。結局最後に力尽きて最終戦を飾ることはできなかった。試合終了のあいさつ後ベンチに引き上げて来た彼は、涙を拭っていた。4年間の思い出が込み上げて来たんだろう。
自分が現役3年の秋シーズン、郷里の中学高校の野球部の同僚が、慶早戦の最後の打席で見事ホームランを放った時の感動が、ふと脳裏をかすめる。
野球部と応援席とのこの連帯感が、慶應義塾の魅力だ。これからも、ずっと応援してるぜ!いつの日か栄光が訪れることを祈りながら。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする