燕たちの憂鬱

ここ神宮の杜では、今宵も燕たちの溜息まじりの歓声がこだまする!

割り出し(2008産)-1

2008-09-15 11:11:00 | クワガタ
クワガタムシの産卵用の木を割って、中から幼虫を取り出すことを、飼育マニアの間で「割り出し」と言っている。ノコギリクワガタの場合、孵化後幼虫が産卵木に残らずマット(広葉樹のおがくずを発酵させたもの)を食う場合が多いため、「掘り出し」という表現の方がしっくり来るけど。
ひと月前に幼虫の存在を確認してるんだが、その後マットの中をうごめく姿は確認できず、ちょいと中の様子が気になって来たんで、3連休の3日目の今日、ケースの中を掘り起こしてみることに。大きくなった幼虫同士が殺し合いしたり、♀が幼虫を食ったりってことも有るらしいんで、幼虫の姿が見当たらないのは、やはり気になる。1匹ずつ隔離しとけば、そういう問題は回避できるわけで。
夕べ、久々に♀がマット上を動き回った後餌ゼリーを食ってたのを確認したばかり。彼女には、ちょっとの間別のケースに移動してもらおう。



して回収結果は…、初齢幼虫7匹と、卵(のように見えたので一応回収)3個。あと初齢幼虫の死骸が2匹。慎重に掘ってたつもりだけど、作業中に誤ってつぶしてしまったのかも。予想してたよりかなり少なめの数。大きさも、産卵時期を7月末から8月中旬と推定してたんだが、それにしては、皆それほど成長していなかった。そもそも、ひと月前に観たあの2齢幼虫はどこに行ったんだー?!死んだにしても死骸が残ってても良さそうなもんだが…。♀に食われた?


(d)

(a)
白く光ってるコインは1円玉

産卵環境をケースにセットし直して、再び♀をリリース。見た目はまだまだ元気で、餌ゼリーを貪っている。もしかしたら、さらにまた産んでくれるかも。ちょっぴり期待。
11月に入ったところで(さすがにその頃には♀は☆になってるだろう)、2度目の割り出しをしてみよう。

コメント
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