クワイエットルームにようこそ

見てきました。

クワイエットルームにようこそ。


すっっっっっごいおもしろかった！！！！

今年一番かも


おもしろさやバカバカしさはクドカンや松尾スズキ感満載なんだけど、けどけど、今までにないシリアスさもその中に入ってて、役者陣もすばらしいし、私が審査員だったらアカデミー最優秀作品にすると思う


内田有紀のはじけた感の演技もよかったし（ぼくの魔法使いの篠原涼子や伊藤英明な感じ）、蒼井優なんてかなりそれっぽくて甘えが入ってなかったし、りょうは今までの中で一番の適役だと思うし、大竹しのぶも女優として下手なプライドあったらできないよね、あっぱれ！！って感じだったし、とにかくよかった


まあいっちばんウケたのは日本映画にもかかわらず音声吹き替えが行われてた箇所があったってとこだけど

思い出しただけでもウケるわっ


気づいたら自分が精神病の患者として入院させられてたなんて話、真剣に描いたら見るのも苦しいくらいな暗い映画になっちゃいそうだけど、ギャグや冗談を交えて、でもそのギャグや冗談も本来生活の中にあるもので、例えば・・・

映画やドラマって基本的に生活感がないキレイな生活してるけど、実際そんな見詰め合って微笑みあったりするカップルなんて多くないでしょ？

キッチンもそんな片付いてないでしょ？

寝起きってそんなキレイな顔してないでしょ？


的な、そこんとこ感じさせない映画でした。


さて、これからゆっくりパンフレット読むとします



ちなみに昨日はグッド・シェパード見ましたが、私のゆる～いおつむではとても難しく感じちゃう映画でした。

この映画見るには基本的に歴史とアメリカ関係の戦争について知ってないとわけわかめ（←古っ）になります。


ミーハー的にアンジェリーナ・ジョリーが出てるから、でへへと見に行った私は、ジョリーちゃんの役もそんな重要じゃなくて、ガッカリな感じだったので余計へこみました

キレイはキレイだったけどね、でへへ


おまけに映画が長いです。飽きることはなかったけど。