毎日モーツァルト!

モーツァルト初心者なので、モーツァルトの曲をたくさん覚えたい♪BS2の番組『毎日モーツァルト』の曲名を毎日?記録します。

【第26回】 オペラ“偽りの女庭師” K.196 序曲、第1幕よりアリア“何と美しく、愛らしく…”

2006年03月06日 | ミュンヘン
1774年 モーツァルト18歳の作品。バイエルン選帝侯マクシミリアン3世によって依頼された、3幕の新作オペラ。1775年1月13日に初演された。
行方がわからなくなった婚約者の伯爵を探すため、主人公の侯爵令嬢は庭師に姿を変える。いくつかの騒動の末、侯爵令嬢は婚約者と結ばれる。

“何と美しく 何と淑やかで 何と輝かしいことか 永遠の神々よ!
    太陽を見て 彼女を見ると その光に心打たれ 
       私はもう おお神よ! よろめく思いです”

【序曲】
 (演奏)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 (指揮)ブルーノ・ワルター

【第1幕より アリア“何と美しく、愛らしく…”】
 (テノール)プラシド・ドミンゴ
 (演奏)ミュンヘン放送交響楽団
 (指揮)ユージン・コーン

【出演】 (東京大学大学院教授)小林 康夫


- オペラの大成功 -

1774年12月、モーツァルトは父レオポルトと共にミュンヘンにやって来た。
ミュンヘンの宮廷から新作のオペラを依頼されていたのだ。
モーツァルトにとって久しぶりのオペラの作曲である。

18世紀、ミュンヘンの宮廷では毎年クリスマスになると新作のオペラが2本上演された。
1本は神話や伝説から題材をとった「オペラ・セリア」
もう1本は日常の生活を題材にした「オペラ・ブッファ」
モーツァルトが作曲したのは3幕のオペラ・ブッファ『偽りの女庭師』である。
このオペラの大成功によって、モーツァルトは久しぶりに満ち足りた時を迎えた。

最新の画像もっと見る