●夕食。完璧に手を抜きました。
実は、米びつにお米がありませ~ん。農家の人に定期的に届けてもらっていて、明日が配達日なんです。明日にならないとご飯が炊けませ~~ん。
しかしなんです。ここまで何もしないと、後かたずけが“ヒジョ~にラクだ”ということを、今さらながら発見....。
●きのうの話題を引きずります。
今朝の母は、喉の腫れも痛みも治まっておりました。一安心したのもつかの間、昼過ぎあたりから、今度は背中だの、胸だのが痛いと言い出しまして....。(病院こそ行きませんが)(苦笑)ちょっとだけ右往左往しましたよ。もう、今は大丈夫ですが。
●昨日も(病院で)『肩甲骨のあたりが痛いと言うんですが...』と言いましたら、「ああ、それは神経痛か何かだから、膏薬でも貼っておけばすぐに良くなる。」と一笑にふされました。
まあ、確かに年寄りなんて、ほんのちょっとした運動で、じきに筋肉痛になるし、じっとしていればいたで、身体中が凝って痛くなるし...。
一刻を争う重篤な患者さんが沢山いらっしゃる中で、一割負担の優遇された年寄りが、“肩が痛い”ごときで医者の手を煩わせてはいけないのかもしれません。
ただねえ、一種のトラウマみたいなものがあるんですよ、私に。
●ホラ、“◯◯が痛い”という時、まま内臓疾患の間接的な症状だったりすることがあるじゃないですか。それを心配してしまうんです。
●母は88才で胆嚢摘出の手術を致しましたが、“発作が起きてやむなく”手術に踏み切ったというのではありません。
「こんなやっかいな臓器、なくても良いのだったら、どうぞ取ってください。」と、こちらから手術を申し出たのです。そそのかしたのは私です。医者は驚いてましたが...、私は、体力的に大丈夫だという確信がありましたもので...ね。
●さて、手術をした時期からさかのぼること半年くらい。母は原因不明の腹痛に苦しんでおりました。相当に痛いらしいのです。でも、病院で診てもらっても、これといった原因もわからず、あげくに「便秘だ。」と言われて、浣腸されて....。
その後も、思い出したように腹痛は起こり、訴えても訴えても、あまり相手にされず...。
そういういきさつがあっての、手術ではありました。
3年前の6月です。
●手術は無事に終わりました。直後に執刀医の先生が、家族に結果の報告をしてくださいます。
シャーレの中にはペロンとしたうすっぺらい物体。(胆嚢って、ホント、小さな臓器です。)
母の胆石は砂のようなもので、形はほとんどありませんでしたっけ。それより、びっくりしたのは、医師の「胆嚢に炎症がありました、それもかなり進んでいました。」という報告でした。
●「それでお腹が痛かったんだ!」
便秘なんかじゃなかったんですよ。期せずして、摘出してみて、それが分かった。
胆嚢摘出の手術をしなければ、母はその後も、延々とお腹の激痛と戦っていた訳ですよ。
●(母は胆石の発作を一度だけ経験しましたが、あれもすさまじいものでした。
その時だって、少し前から“右脇腹が痛い”と、訴えておりましたし....。)
●笑われても良いんです。いえ、それだったらその方が良い。断然良い。
そこんとこの判断ができるのは、お医者さまですからねえ。とにかく言ってみるんです。
「先生、ここんとこが痛いって言うんですけど...。」(笑)
●余談ですが、その後、母はかかりつけの病院を変えました。
これまた余談の、そのまた余談ですが、母の執刀医だった、取手共同病院の林先生。実に見事な先生です。患者さんに対する態度、説明の上手さ、年寄りの気持ちのつかみ方。私が100点満点を差し上げたいと思える唯一の先生です。
気軽に話せるかかりつけの先生を見つけるのは
大変なことですが患者の身になって真摯に話しを
聞く先生を患者は求めています。
先生は忙しすぎてゆっくり患者の話を聞くことも
せず年の所為にしがちですがふりかけ屋さんのようにきちんと状況を把握された上での通院には拍手
ものですよね。
めげずに乗り切ってください。何のお手伝いも
できませんが頑張れのエールはおくれます。
勿論めげてなんかいませんよね。ガンバ!
それにしてもお寿司、茶碗蒸し、美味しそう・・・
わ~い。旅行からお帰りになってから、(こんなあんばいで)ちょっとご無沙汰しております。ごめんなさーい。
お医者さまとの信頼関係を作ってゆくことって、大変なことですね。
やはり、こちらの方も誠意を持って、あきらめずに接してゆく姿勢が必要だと思っています。
そうなんです。医療行為そのものに関しては、私たちには判断する術もありません。要は、いかに『話を聞いてくれるか』..なんですよねえ。お医者さん方には、お医者さんの方で言い分があるんでしょうけど....。
88歳で手術とは一大事でしたな!
父も祖母も胆嚢には泣かされました。二人とも手術して取る羽目に…
お年寄りは具合の悪さを大げさに言うかと思えば、(いえいえ大げさと思ってしまうのは若いもんの勝手かも)とことん我慢してしまうこともあります。
お母様の味方になれるのはあなただけ、がんばれふりかけ屋さん!
...お父様は胆石でしたか?
高齢になって、食べる愉しみを制限されたり、いつ来るか解らない発作の恐怖に、ビクビクしているなんて、かわいそう過ぎます。
母は思い切って手術したお陰で、その後の食生活はまあまあ充実したのではないかと、思っているんですが....。
どんな病気も、本人は一番辛い。廻りにいる者は、それ以上にせつない。
まあ、気負わずがんばります。まだまだ、先は長そうですから。(笑)