●今日も「うさぎさん」の話から.........。
●何年か前、散歩の途中、私の目の前を、一羽の野うさぎが駆け抜けてゆきました。
............文字通り、脱兎のごとく。
それはもう、あっという間の出来事でした。
で.....、この近くに、まだ“野生のうさぎ”がいることを知りました。
●さて、来る11月14日～。私が日々歩いているこのささやかな里山の一角に、猟銃の音が鳴り響きます。狩猟の解禁日だそうで、....私は知りませんでした。
●呆れております。
なぜなら、このあたりは、確かに田舎には違いがありませんが、民家もあり、人通りもあり、ニュータウンと称する住宅地のほんのはずれ。そこここで、お年寄りが畑を耕すことを楽しみにしている、生活のにおいのする場所です。
遠目には、こんもりとした森に見える一帯も、実際は、ほんの3分で通りぬけてしまう雑木林で、なにゆえこんな所で「鉄砲あそび」をやらなくちゃいけないのか....。
●散歩仲間の話では、歩いている時、複数の銃声が聞こえるそうです。薬莢もそこここに落ちているし、まま、銃をむき身で持ち歩くハンターを目撃することもあるとか。
言っておきますが、私らの散歩道は、生活道路です。けもの道ではありません。
住んでいる人たちは、異口同音に『こわい！』『危ない！』.......。当たり前です。
過去には、流れ弾に当たって、お年寄りが亡くなったという話も耳にしました。
●一方的な言い方で申し訳ないのですが、そもそも数少ない野生の小動物を殺して楽しむ、その感覚が私には理解できません。銃が好きなら、クレー射撃でお皿を打つというやり方だってあるだろうにと、思ってしまいます。
このあたりで、繁殖しすぎて住民の生活をおびやかしている動物の話なんてのも、聞きませんし.....ね。
●うさぎ.....。
今、やっと解るんです。
あの朝、私の目の前を死にものぐるいで走りぬけた野うさぎは、おそらく、猟銃の音に驚いたか、猟犬から逃れようと、一目散に逃げていたのだろうと.....。
日立の工場の後ろの山かな？狩猟区にするほど有害な動物がいるのかしらね～まさか遊びじゃないよね。
どちらにしろ狭い土地だしすぐ隣は民家があり少ないながらも人や車の出入りをみかけますよ。
とにかくふりかけ屋さん、タヌキに間違われないよう派手な上着を着てね。
日立の工場の裏手～白鳥通りのどんづまりあたりまで。
木立がうっそうとしているように見えますが、ほんの見せかけで、畑があったり、民家があったり...。
一緒に歩くことが多いお散歩友達は、ほんの１メートル先を散弾がかすめて行ったことがあると言ってました。マジ、危ないんです。この危険な状態が来年の２月いっぱいまで続くんですから。
何十年も前に、狩猟区として認定されて以来、何の検証もされないまま、現在に至っているのでは..と思います。
そのお友達。さすがに行動開始しました。警察、その他、関係各機関へ、陳情しはじめています。やっぱり、誰もその実情を知らないまま、解禁し続けていたようです。
＞タヌキに間違われないよう派手な上着を着てね。
せいぜい派手な服を着るようにします。
だけど、派手なタヌキと思われる可能性もあるから、この時期、あの一帯には近づかないことにしますわ。