ふりかけ/B定食

基本は日記。思いつくまま、気のむくまま。ふたを取るまで中身が見えないから、定食というより、“どんぶり”ですかね。

きまり文句。

2007-11-19 20:44:02 | ひとこま絵日記

●母、またまた“うつ”に突入。

今回は、過呼吸は少ないのですが、前回まで“めまい”程度だった症状が、立ち上がれなかったり、足がもつれたりするようになりました。夜中、トイレに立つ時が、一番フラフラとするようです。
確実に脳の萎縮が進行しているようです。アレもコレも、すべては“頭の老化現象”のなせる技なんだと思います。

(あ...でも、少しづつ良くなっておりますし、昼間ならつたい歩きでひとりでトイレまで歩けます。まだまだ、大丈夫です。)

そのこと自体に驚きはしません。誰だって年をとれば、いずれそんな状態になる可能性はあるんですもの。問題は、それだけで、気弱になって、もう明日にも死ぬんだと思ってパニック状態に陥ること。そして、気持が“病人”になってしまうことです。

もっともそれだって、昨日や今日に始まったことではありませんけどね。

●ちょっとでも具合が悪くなると「もう私はダメ...。悪いけど◯◯◯に電話しておくれ。」「裏の◯◯さんを、ちょっと呼んできておくれ。私が死んだ後の、あんたの事をよ~く頼んでおきたいから.....。」云々かんかん。
泣き声まじりのクサいセリフがお決まりになっております。

↑どういう発想で、裏の◯◯さんが出てくるのか...。ま、かように、呼びつけられる方々の名前は、決まっておりません。早いハナシが、その時の気分というか、思いつきというか....。
親類縁者ならまだしも、“かつて住んでいたアパートの隣の家の奥さん”とか、呼ばれた方は、ひたすら迷惑だろうと思う人たちの名前が出て来て、その都度、却下するのに苦労致します。
考えてみれば、母の「もう私はダメ! 自分が一番良くわかる。」というセリフをもう何度、いや何十回聞いたことか....。

そんなことを思っていたら、その“裏の◯◯さん”が、ひょいと顔を覗かせてくれましたので、ここぞとばかりひっぱり上げました。
(◯◯さんちには、96才のおばあちゃんがいらっしゃいましてね。)◯◯さんの奥さん。サッと事情を察知してくれまして、景気良く母を叱咤激励してくださった後、
「うちのおばあちゃんなんて、アータ、明日死ぬ~。今すぐ死ぬ~。って、20年前から言い続けて、まだ生きてるよ。」この後、母はにわかに元気になりました。


●本日、介護認定の申し込み書を提出してきました。
認定依頼の理由という欄には『高齢による軽度の認知症あり。』そして、ここぞとばかりに『一時的な歩行困難』と書き加えました。


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