“憂鬱”がやってくる。

●12月に入ってしまいました。
「お正月」の足音が聞こえてきます。
私、お正月ってキライなんですよ。ゆううつで仕方がない。
まず、何がいやだと言って、大掃除をひとりでやらなければいけないというのが憂鬱。
ひとり暮らしだったら、そこんとこ、どうにでもなるでしょ？　やるもやらないも自分の勝手だし。
ところが、問題はうちの母。“正月”と聞くと、妙に張り切りはじめるんですねえ。
いきなりスイッチが入ってしまうんです。

だからと言って、敵は高齢で、かつ、ここんとこ腰の調子もよろしくない。
ということは、つまり、母の思いつきを実行するのは、この私。...という事になる訳ですよ。

「.....この寒い時に大掃除だなんて、最初に考えた奴は誰だ？！.....ッタク。」



●正月って、ホント、ムダな金が出て行く。
“お飾り餅”なんて、うちみたいなチンケな家。一ケ所に飾ればそれで良いと思うんですけどねえ。
それとは別に、10個ほど、小さなものを用意して、やれ、台所だ、玄関だ、仕事場だ、って、飾りまくるんです。　ちいさな仏壇に、３個の鏡もち...ですよ。.....ッタク！

●一夜飾りは縁起が悪い。....知ってます。
という事は、30日にお飾りをしても良いはずなんです。
でも、母は、とにもかくにも、早くお飾りをしたいらしくて、30日なんて言おうものなら、それだけで、機嫌が悪くなるんです。29日は...？と言うと、9のつく日は飾るものじゃないと、これまたぶ然と答えます。....で、28日。いつも28日にバタバタとお飾りをすることになるのです。

そのためには、その前には大掃除を済ませていなければいけなくて、そのための買い物も済ませていなければいけなくて、まあ、とにかくあわただしいことこの上なし。

●一時が万事で、この時期は、母の“思いつき”や“思い込み”に、トコトンつきあわされる時期でして、他人に指図をされるのが大ッキライな私にとっては、最悪の月なんです。

野菜も何も、気狂いみたいに高くなってさ。あ～～あ、...憂鬱だ。



●本日、写真と記事の内容とは、全く関連がありません....でした。