草刈りの季節。

●暑くなって、隣の空き地にはびこる雑草も、グングンと伸びてきております。
まだ先のことだと、たかをくくっていたのですが、ふと、昨年の“悪夢のような地獄絵図”が脳裏に甦りまして、本日、せっつかれるようにお神輿をあげました。

●去年の夏.....。
線路際のアシの一群は、こちらが躊躇している間に、タケノコばりに成長をし、身の丈をはるかに越え、茎の太さも直径２センチになろうとしておりました。その旺盛な生命力で、どんどん我が家の近くまで勢力圏を拡大してくる勢い。なんとかせねばと思うものの、もう、そうなると、オモチャみたいな草刈り機では、とうてい歯がたたず、.....あれこれ考えを巡らしている間に、空き地の中央部にかけては、カヤが...。その奥には、名前は解らないけれど、これまた根性のありそうな、太い背の高いやからが....。とどめは、地べたを縦横に這い回る葛のツル......。あっという間に、ジャングル状態に成り果てました。

●覚悟を決めて、朝の５時から１時間。お散歩タイムを返上して、鎌と剪定ばさみとで、ひたすらチョキチョキ.....。
何日くらいかかりましたかねえ。

●ああなってからでは遅い。今なら、アシもせいぜい直径１センチ程度だし、丈もそこそこ。
２代目草刈り機のカルカルボーイなら、ザックザックと苅り進んでくれるはずです。
今年は、順番を逆にして、線路側から『草刈りスタート』

●買った当座もさんざん誉めましたが、この黄色いカルカルボーイは、値段の割には良い仕事をしてくれまして.....。ほんとにパワフルで頼もしいかぎり！
ただし、“葛（くず）のつる”にはお手上げでしてねえ。機械の回転部にからんで始末に悪い。
まずは、剪定ばさみで葛のツルをば、切りこみ～の.....引っぱり～の......また根元の部分を切り込み～の......と、これだけは別メニューの手作業を余儀なくされます。葛根湯でお世話になること多いけど、「葛、キライ！』

●毎度のことながら、身体が暑さに慣れていなくて、したたかに汗をかきました。
無理は禁物。先は長いし、こんなこと、私以外には誰もやりません。２時間ほどで初日は終了。
また明日の午前中に、出来る所までやりましょう。

●とはいえ、奥の方は、ミステリーサークルを作るほどには、長さが生え揃っていないんです。
ご常連さま各位どの。お楽しみは、もうちょっと先になりそうです。
こちらは“大物さん”がいないから、広いけれど大した作業ではないし、....予告どおり、ハートマークか、失敗したら『つちのこ』か『おたまじゃくし』....で、ご機嫌をうかがいますので、その時はおつきあいくださいませ。