●『もの作り』というものには『熱』が必要です。
パッションとかモチべーションとか.....。なんか、そんな意味あいの『熱』です。
じわじわと温度が高くなることもあるし、瞬時に沸点に達して、押さえきれないこともあります。
いずれにしろ、そのタイミングをずらさず行動を起こして、冷めないうちに形にする。そのことが、完成度にも大いに関係するような気がします。
●ここで言う「ものづくり」とは、私の場合、日暮里で買い求めたメーター100円也の洋服生地を、形にできるかどうか....。
あるいは、日曜大工で棚を作るだとか、ちょっと違うけれど、押し入れの整理整頓だとか.....。(まるっきり違うか!)
その程度のこと.....でゴザイマス。
●最近、その熱が、たまにしか沸点に達しないこと。& すぐに冷めてしまうような気がしてなりません。
なんとなれば、せっかくこの前、日暮里まで出かけてゲットしてきた生地。だいたいの形を決めたところで、ストップしております。ご近所さんから頂いた着物の生地。化繊の薄物をほどいてあったので、これまた簡単なチュニックにでもとハサミを入れたところで、ストップ。
ちょっと前まで、こんなことは無かったなあ.....。
一旦、沸騰点に達した想いは、作業を翌日に持ち越すことさえガマンできすに、夜っぴいてミシンと格闘したものです。
セーターを4日で編み上げたりね。
●状況が変わったと言えばそれまでなんだけれど、ひとつのものを作り上げるのに、温度の“上り”“下がり”を何度も繰り返して、やっと出来あがる。つまり、やたら時間がかかるようになりました。
●きっとこれも老化現象というやつなんでしょうね。
もっと年をとると、一旦熱が冷めたら最後、そこですっかり忘れてしまうんでしょう。
●あのチュニックは、一日集中すれば、出来上がるはず.....。
ドンと一気に作り終えたい気もするし、....なんか、かったるい気もするし。
後は「熱」です、「熱」....。
今度の火曜日、ミシンに向かっているかどうか。
根気がなくなるというか
面倒だと思ったりねー
でもあれこれしたいなーという気持ちだけはまだあるだけましか・・・
でもここで書いたんだからやっちまえば?
わかりますか? ただの『なまけ癖』とはチト違う気がするんですけどね...。
でもまあ....、今の所は、やりかけた事は、(時間がかかっても)最後までやっております。
それだけは、救いですね。
それによると脳は疲れないとか。
頭が疲れた、と思うのは同じ姿勢でいたりして体が疲れているのであって、脳細胞は疲れないのですって!
話がそれましたが、熱が沸点に達しなかったり、やる気がおきないときはさくさくと実行してしまう方がいいのだそうです。そのうち作業快楽ということがおきまして、アセチルコリンが出てくるとやる気モードになるのだそうです。そして更に能率を高めるために、目先(馬ににんじんくらいに!)の目標を立てて、それを達成するごとに快楽物質ドーパミンをどんどん出してやるといいのだそうです。
つまり、「完成」のような長期の目標を立てずに15分後の目標を達成したら何か飲もうかな~ってくらいにするとはかどるようです。
なんかこの本読んでて元気が出てきたのでコメントしてみました。
ところで、物忘れが多くなったのは年のせいではないそうです。若いときよりも記憶の引き出しがいいっぱいになっているので、探すのに時間がかかるだけなのだそうです。実際、言われると「それそれ!」って出てきますでしょ?
まず、「海馬」というタイトルの本をお読みになること事態が、すごい。さすが、元看護婦さん。
やる気がおきない時には、....実行してしまう方が良い。
というのは、なんとなく実感します。
やっているうちに、少しづつ目覚めるものがありますね。
....確かに。
ひと昔前と違ってきたのは、ある程度のインターバルをはさんでも、(低い温度ながら)熱は温存されているということ。
つまり、じっくりと、気長に、時間をかけられる持久力がついてきた、...とも言えるのかと......。
いつも背中を押して頂いて、ありがとうございます。
でも、人の名前が覚えられなくて~~~~!