●sibaさんのブログにおじゃまをしたら、一緒に住んでいるご両親に携帯電話を買ってあげたという話が載ってました。
うちの母には、何年か前から持たせています。上の写真が今の機種。【AUのらくらくフォン】です。実は、すでに3台目なんです。
●母が、死ぬ前にもう一度田舎のお墓参りがしたいと言い出して、郷里の長崎に帰省したのが、3年前だったかなあ...。
その時、バタバタと手続きをして、急きょ持たせたのが、【ドコモの(2代目)らくらくフォン】でした。
【初代のらくらくフォン】は、今にして思えば、理想的な“かんたん携帯”だったと思います。
もちろん、機能としては電話をかけるだけ。それに、シンプルな液晶画面がついて、3箇所へのワンタッチダイヤル。それがフラップの外についているので、普段はカバーを開けることなく通話ができるというものでした。
ところが、この機種は、あまり普及しないまま、あっという間に製造中止になってしまったらしいのです。
私は、その時、(母が帰省する時)この“一番簡単な携帯電話”を買ってあげたかったのです。
でも、手に入れることができませんでした。iモード機能の付いた【新しい“らくらくフォン”】が出たばかりの時で、市場にそれらしいものは、これしかありませんでした。
●仕方なく買いました。
.......やっぱり87才の母の手におえるシロモノではありませんでした。何かの拍子に待機画面が変わってしまうと、それだけでもうパニックです。母は、癇癪をおこすだけで、結局、元に戻す手順さえ覚えられませんでした。
●かなりのタイムラグがありましたが、鳴り物入りで発売された、【ツーカーのらくらくフォン】。
飛びつきました! 発売初日に見に行きました。
だけど、これは逆にシンプルすぎました。
自分の家に電話するにも、一回一回、ダイアルしなければいけない。おまけに液晶画面がまったくないので、ダイアルした番号が間違っていても、確認のしようが無いんですよねえ。
普通の電話でさえ、母はまともにかけることができなくなっていました。いろんな機能が付きすぎて、ボタンの数が多くなり、小さくなり.....、もたもたしていると、ダイアルしている途中でツーツーと拒否されてしまう。(※見ていると、電話帳の番号を何桁か一度に覚えることが出来ないので、ひとつ覚えて、ひとつ押し、元に戻って2つ目を覚えて、またひとつ押し.......、そうやって、10桁の数字を押し終わる時には、電話器は“ダイヤルミス”と認識して、お話中の状態になってしまうんです。)そんな母が、常に市街局番から入力しなければいけない携帯電話を、便利だと思うはずがありません。
この電話器を作った人は、判ってるようで、年寄りのことを、まるで知らないなあ、と思ったものです。
そう言う訳で、善かれと思って持たせた携帯電話が、かえって母のストレスになっていた時期もあったと思います。
携帯があるんだから、帰る時には電話をくれるはず...と、私。「電話がきたら、迎えに出よう。」「車を出そう。」そう思って電話を待っているのに、まるでかかって来ない。
母は、駅の前で、病院の前で、私がシビレをきらして迎えに行くまで何時間でも待っているのです。当然、迎えが遅いと、ご機嫌ななめ。私は私で、なんで電話を使わないんだと癇癪を起します。携帯電話が原因で何度ケンカをしたことか。
●ツーカーがAUに吸収されるとかで、【AUのシンプルフォン】に乗り換えができたのが1年ほど前ですか。
これはすぐれものです。90才でも使えます。
3個のワンタッチダイヤルがなにより便利。これで、80%くらいの通話はOKなんですから。
音量調整もついていて、私の携帯電話より、よっぽどクリアに受信するし、聞き取りやすい。これで(入力した番号確認のためだけの)液晶画面がついていたら、もうもう、完璧ですね。
ちょっと調べたら、今、いろんな種類のらくらくフォンが出回っていて、私が言う所の『理想的な奴』もすでに何機種も出ているみたいです。
5年後には私も使っているかもしれません。性能の良いカメラのついたらくらくフォンがあったら、今すぐでも乗り換えたいくらいです。携帯のメイルなんて、私には必要ありません。ましてや、iモードなんて.....。(ボーダフォンだから、ボーダフォン、ライブと言わなきゃいけないのかな?)
●とはいえ、問題はまだ残っています。
母の世代の人は、そもそも電話を持ち歩くという習慣がない。(私だって最初はそうでした。)
「今日は要らないね。」と、携帯電話を『携帯』しないんです。トホ。
うちの母には、何年か前から持たせています。上の写真が今の機種。【AUのらくらくフォン】です。実は、すでに3台目なんです。
●母が、死ぬ前にもう一度田舎のお墓参りがしたいと言い出して、郷里の長崎に帰省したのが、3年前だったかなあ...。
その時、バタバタと手続きをして、急きょ持たせたのが、【ドコモの(2代目)らくらくフォン】でした。
【初代のらくらくフォン】は、今にして思えば、理想的な“かんたん携帯”だったと思います。
もちろん、機能としては電話をかけるだけ。それに、シンプルな液晶画面がついて、3箇所へのワンタッチダイヤル。それがフラップの外についているので、普段はカバーを開けることなく通話ができるというものでした。
ところが、この機種は、あまり普及しないまま、あっという間に製造中止になってしまったらしいのです。
私は、その時、(母が帰省する時)この“一番簡単な携帯電話”を買ってあげたかったのです。
でも、手に入れることができませんでした。iモード機能の付いた【新しい“らくらくフォン”】が出たばかりの時で、市場にそれらしいものは、これしかありませんでした。
●仕方なく買いました。
.......やっぱり87才の母の手におえるシロモノではありませんでした。何かの拍子に待機画面が変わってしまうと、それだけでもうパニックです。母は、癇癪をおこすだけで、結局、元に戻す手順さえ覚えられませんでした。
●かなりのタイムラグがありましたが、鳴り物入りで発売された、【ツーカーのらくらくフォン】。
飛びつきました! 発売初日に見に行きました。
だけど、これは逆にシンプルすぎました。
自分の家に電話するにも、一回一回、ダイアルしなければいけない。おまけに液晶画面がまったくないので、ダイアルした番号が間違っていても、確認のしようが無いんですよねえ。
普通の電話でさえ、母はまともにかけることができなくなっていました。いろんな機能が付きすぎて、ボタンの数が多くなり、小さくなり.....、もたもたしていると、ダイアルしている途中でツーツーと拒否されてしまう。(※見ていると、電話帳の番号を何桁か一度に覚えることが出来ないので、ひとつ覚えて、ひとつ押し、元に戻って2つ目を覚えて、またひとつ押し.......、そうやって、10桁の数字を押し終わる時には、電話器は“ダイヤルミス”と認識して、お話中の状態になってしまうんです。)そんな母が、常に市街局番から入力しなければいけない携帯電話を、便利だと思うはずがありません。
この電話器を作った人は、判ってるようで、年寄りのことを、まるで知らないなあ、と思ったものです。
そう言う訳で、善かれと思って持たせた携帯電話が、かえって母のストレスになっていた時期もあったと思います。
携帯があるんだから、帰る時には電話をくれるはず...と、私。「電話がきたら、迎えに出よう。」「車を出そう。」そう思って電話を待っているのに、まるでかかって来ない。
母は、駅の前で、病院の前で、私がシビレをきらして迎えに行くまで何時間でも待っているのです。当然、迎えが遅いと、ご機嫌ななめ。私は私で、なんで電話を使わないんだと癇癪を起します。携帯電話が原因で何度ケンカをしたことか。
●ツーカーがAUに吸収されるとかで、【AUのシンプルフォン】に乗り換えができたのが1年ほど前ですか。
これはすぐれものです。90才でも使えます。
3個のワンタッチダイヤルがなにより便利。これで、80%くらいの通話はOKなんですから。
音量調整もついていて、私の携帯電話より、よっぽどクリアに受信するし、聞き取りやすい。これで(入力した番号確認のためだけの)液晶画面がついていたら、もうもう、完璧ですね。
ちょっと調べたら、今、いろんな種類のらくらくフォンが出回っていて、私が言う所の『理想的な奴』もすでに何機種も出ているみたいです。
5年後には私も使っているかもしれません。性能の良いカメラのついたらくらくフォンがあったら、今すぐでも乗り換えたいくらいです。携帯のメイルなんて、私には必要ありません。ましてや、iモードなんて.....。(ボーダフォンだから、ボーダフォン、ライブと言わなきゃいけないのかな?)
●とはいえ、問題はまだ残っています。
母の世代の人は、そもそも電話を持ち歩くという習慣がない。(私だって最初はそうでした。)
「今日は要らないね。」と、携帯電話を『携帯』しないんです。トホ。
今のところ不自由は感じないのですが、早いうちに慣れて欲しいところです。
ところで、その「AUのらくらくフォン」は誤動作防止機能がついてるのかな?バッグの中で何かに触れて元に戻せなくなったら、母は絶対持たなくなりそう。
うちの母の場合は、家にある『今どきの普通電話』を使えなくなってしまってた。
(記事参照です。)だから、“自分専用”の“自分で操作できる”電話を持たせてやりたかったんです。
部屋の中では、充電器ごと、目の前に置いてありますから、2階で仕事をしている私の所へ、“これで”連絡を取ってくることもありますよ。
誤作動防止機能ですけど、ウ~~ン、それは無いんだろうなあ。
でもね。
すべては、『通話』というボタンを押して、それから始まるんです。バックの中でダイアルボタンを押してしまうことがあっても、それだけでは、何にも起こらない。
まかり間違って通話を押してしまったら....。でも、通話だけでは、どこにも繋がらないから.....。でもでも、ひょっとして、その後にワンタッチダイアルを押してしまったら....。
そう考えると、完璧とは言えないかあ....。調べれば、他に「ピカイチ商品」があるのかもしれないなあ。
あったら、情報アップするね。
パパ、
カーソルを合わせないでENTERを押すという
マヌケな作業
ごめんなさい。
目障りですよね。
削除しちゃって下さいね。
・・・で、らくらくフォン。
うちのパパ機械が苦手で、今だに携帯メールが打てません
読むこともできないので、メールはせっかく無料なのに、電話専門です。
それから、同居のじいさん。
聴覚障害があるから電話は無理だけど、
メールができるようになればかなり世界が広がるかな。
なんて思いながら、
何にもしてません
教えるのも、大変だし
・・・ハハハ
鬼嫁~
うちの父も去年まで初代らくらくフォンを使っていました。
が、僕の、そろそろ新しくしたら、と言う一言で決定。
希望を聞くと、やっぱり今までの電話はかっこわるいからなあ、と。ではと一番安くかっこいいやつを買ってきてあげました。たまに持って出るのを忘れますが、今ではニコニコで使っています。
ドコモは「らくらくホン」
ホンっていうのが可笑しいでしょ
いたってシンプルで音声がでます。
ふりかけ屋さんのみかけ倒しの携帯に液晶が付いてる感じです。
1~0まで10件短縮を入れられます。
いたって簡単、なんだけど、今、父は特訓中で~す
だけど
ボタンを押して液晶画面に表示されるまで時間が掛かりすぎトロイです父ですら遅いと言います。
なんか、いつも以上にしみじみ読ませて頂きました。
そうですよねえ。一言に「らくらくフォン世代」と言っても、年令的にかなり幅がありますし、“メカ”や“デジタル思考”に対応できるかどうかには“個人差”がある。
まず、メイルが打てるかどうか。これは大きなボーダーラインと見ました。メイルは要らない派。簡単なメイルなら打ちたい派。選ぶ機種が、まるで違ってきます。
(私自身は、携帯のメイルは苦手なんです。ほとんど使いません。パソコンのキーボード入力の方が、ナンボか楽なんですよねえ。)
という、まったく個人的な主観から、
【けいさんのおじいちゃま】なんて、きっと年令的にはまだまだお若いんじゃないかしら? いっそ、“パソコンにチャレンジ”ってのはどうですかねえ?視覚的にも楽しみが増えるし..。でもって、パパにはおすすめ。(笑)今、ちょっと見にはそれと判らないデザインのものもあるみたいだし~~!
【河童さんのお父上】“初代らくらく“使ってらしたんだあ?
「カッコ悪い」..とな?...お若い!
ということは、メールもラクラクOK?
ドコモのらくらくホンは、音が出るんですか!!!
そうか、どんどん進歩している訳ですね。聞いてると、それこそ、進化した理想的ならくらく携帯に思えてきましたゾ。
おまけに10箇所の短縮。ホ、ホウ! 【sibaさん】の記事のコメントに、3つのワンタッチダイヤルじゃあ、6人のお孫さんにかけるのに数が足りないって言ったおばあちゃんの話がありましたけど、これならそれもクリアという訳ですね。又しても、ホ、ホウ!
>ボタンを押して液晶画面に表示されるまで時間が掛かりすぎトロイです父ですら遅いと言います。(クドイけど“ホ、ホウ!”)sibaさんのお父さま、なんか、すごいデス。こういう方は、年令関係ないんですよ、きっと。携帯だって、すぐに使いこなせておしまいになると思いますよ。
世はまさに、ユニバーサルデザインの時代に突入致しましたようで。