田舎暮らしの日々是好日

山羊とともにのんびりと農家生活をしながら日頃の憂さ晴らしをつぶやきます。

オオゴマダラ蝶の野外での繁殖

2016-08-18 04:20:16 | 日記

 屋敷内の飼育施設で飼っていた幼虫がいなくなっていく。




     おおごちょうの花



 原因がよくはわからないが
 夏の暑さのせいだろう。

 蝶の夏枯れ現象と呼んでいるやつである。



 それではどんな状態で夏を超すかを知りたかった。
 
1 成虫

2 幼虫

3 蛹

4 卵
 
 完全変態をするオオゴマダラ蝶は

 この4態のいずれも視ることができた。



 蛹で夏を超す状態になったが羽化してないのが目立つ。
 羽化に成功した蝶が朝と夕方が涼しくなった今の季節を迎え
 交尾をして卵を産む仕組みであるらしい。

 卵から幼虫になったばかりの状態を遊歩道わきに植えてあった
 食草のホウライカガミで確認することができた。



 卵の産みつけられた食草は日陰になっている場所のようだ。
 成虫は
 涼しい森の中で生き伸びていると思われる。

 数年前の連続して来襲した台風が
 蝶の越夏する条件を壊してしまう。

 それが少なくなった
 大きな原因と思われる。



 越冬にばかり気を取れれていたが
 夏越が問題だったのだ。



 モクマオウの防風林帯がキーポイントだろうか?
 調査研究を続けていこう。