田舎暮らしの日々是好日

山羊とともにのんびりと農家生活をしながら日頃の憂さ晴らしをつぶやきます。

随筆・昭和52年元旦

2015-06-26 03:33:46 | 日記
年が明けた、
静かな朝(もう昼近くだけれど・・・)、
青空が広がり、陽が射して暖かい。
パンとコーヒー、
それにうでタマゴで朝食をとり、
年賀状を読み新聞をひろげ、軽音楽などを聴きながら
この前録音したテーマ音楽がイヴの夜だと知って、
次にかかった曲がムーランルージュの甘いメロディ、
お決まりに机に向かっている。

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 今年も良い年でありますように、と
書きだすべきかもしれないが、
Were there is a will ,there is a way・・・、
であるならば、
「意思のあるところに道は通ず」と
訳した方に実感などがあったりして、
といって、
何の意志かを問われればまごつくしかないような・・・。
 今年こそ相棒を見つけたいものですね!!という山の友の
イラストの才能などをちょっぴり妬ましく思ったり、
Rの無関心には腹がたったりして、
その後すぐ後悔などしたのは、
結局は僕の方から期待すべきことは何もないということなどを
考えてのことである。
こういう風な書き出しをしていると、
「小椋けい」なども
音楽ではなくして、
他の方で僕にも影響を与えたのではないかと思う。
あるいは、彼ではなく
太宰だったのではないかと思うと胸くそが悪くなった。

 親父の年賀はいつの年もピリットしていて、
「最後をしっかり頑張りましょう」と、
またも尊敬の念を抱かせ、
この世では親父ほどの人間などいないのではとますます思われ、
はたとペンが止まった。

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 恩師、ねずみ先生の「一生の計は・・?」の計は、
計算の計かそれとも計画の計か?
ちらと小首をかしげて、
計画にした方が妥当と思い、今年も、
年頭の抱負などつづってみようと考えている。
いつも書いているようなことにとどまってしまうだろうが、
べつの新たまった決意などが思わず飛び出したりして来て、
そうすると、
いままで自分の知らなかった自分に気づいて、
驚いたり、感動したり・・、
3日坊主でもしないよりはした方が進歩などと
勝手な理屈をつけている。

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 走り続けること。

 弟や妹の分まで生きて
 先祖から引き継いだことを
 残すこと

 駅伝だ。





  走れ メロス

 


  絆



  応援  声援に励まされて

 

  人生 は  マラソン
   生き方は

     駅伝

  中継地点を守る。



   安全航海を祈る。