さて、いよいよ朽ち果てた旧峠道から林道へと突入するわけですが、
入り口には一見厳重そうなチェーンが・・・。
以前の僕ならあまりよく観察もしないで
即撤退~という感じだったのですが、
歳をとるにつれて心の臓に毛が生えてきたのでしょう、
そのチェーンを触ったり引っ張ったりして執拗に観察・・・。
結果、「ほほぅ、フックが見事に隠されているじゃあ~りませんか。」
ちょっとこそこそするよ、ってな感じでチェーンをだらりと下げて
林道突入となったわけなのであります。
林道自体は路面状況もそこそこ引き締まっていて
ほどよく走りやすいものでした。
(くねくねしているのでスピードはあまり出ませんが。)
で、頂上に到着して数分、
なにか生き物の気配が徐々に徐々にこちらへ・・・、
歩いてじゃなくて何かが走ってこちらへ近づいているぞ!
一匹じゃなくて数匹じゃ!
幸いにも、
思わず身構えた僕の前に現れたのは女性一人、男性四人のランナーでした。
お話を聞くと、なんとはるか南の毛無山から稜線を縦走してきたとのこと。
こちらはバイク、
なんだか馬鹿にされそうな予感がしたので頂上からは早めに退散しました。
それにしてもすごいパワーだなぁ。