統一地方選挙が終了してから、早くも1週間が過ぎた。
今回の国立市の選挙結果は、良識ある市民が下した妥当な判断を反映したものといえよう。
市長選は、現職が対立候補を大差で下し、市議選では、現職市長を支持する立場の市議が圧倒的多数を占めるという結果であった。
これはすなわち、平気で違法行為を犯すようなかつての市政への逆戻りは、断じて許さない、という市民の意思表示である。
また、「国のいいなりにはならない」などという反国家的な主張は受け入れない、という拒否の表明でもある。
特に注目したいのは、選挙後に大きく変化した議会構成である。
これは、国立市における最新の民意を反映したものに他ならない。
定数の6割以上という圧倒的多数を占めるに至ったいわゆる与党派市議の皆さんには、最新の民意を反映させる形での責任ある市議会運営を是非ともお願いしたい。