最近、友人宅に行くたびにしているゲームがあります。それはスーパーファミコンの「ドカポン3・2・1~嵐を呼ぶ友情~」というソフトです。これは中学生の時、友人Tくんの家でかなりやり込んでいました。長らくの間その存在を忘れていたのですが、確か2年前ぐらいに発作的にやりたくなって、商業の近くのお店で5000円も出して買ったのです。ちなみのこのソフトの発売は1994年。探し出すのに何軒の店を回ったことか・・。
さて、どんなゲームなのかというと、簡単に言えば桃鉄とRPGを合体させたような感じです。ルーレットを回して通常のマスに止まると、1匹のモンスターが出現します。倒すと多少のお金と経験値がもらえ、一定の経験値が溜まるとレベルが上がります。すると、攻撃力・防御力・すばやさ・魔力・体力を好きなように上げていくことができます。そして、モンスターに占領されている村を次々と救って資産を増やしていき、最終的にいちばんお金持ちの人が優勝となります。
桃鉄でカード売り場があるのと同様に、このゲームにも武器屋・アイテム屋・魔法屋があります。武器屋では攻撃力と防御力が上がる装備・アイテム屋では桃鉄でいう特急カードやぶっとびカードのようなアイテム・魔法屋では冬眠カードやサミットカードのような妨害系の魔法をそれぞれ購入できるのです。
このゲームの最大の特徴といえば、プレーヤー同士が戦うこともできるということです。ていうか、強制的に戦わされる事態も発生します。負けた場合は何ターンも休みになるうえ(←教会に安置される)勝った相手に装備やお金を奪われたり、勝手に名前を変えられたりもするのです・・。まぁ、後者の方がかなり屈辱的なんですが(笑)
また、上記の3つの店に関しては、「おそう」というコマンドも用意されています。これは借金を抱えている時の奥の手で、運がよければ店側が何かをプレゼントしてくれますが、だいたいの場合は指名手配されて犯罪人となります(もちろん時効もあり)そうなると多額の懸賞金がかけられるので、みんなが犯罪人を討ちに行くのです。中学生の時はこれが盛んに行われていました。僕も追われる身になったことがあります(笑)それにしても、これは教育上よろしくないですね。良い子は実際に真似しないように。。
そういうわけで、サブタイトルが「嵐を呼ぶ友情」なのです。勝負に徹して相手の妨害ばかりをしていると、本気で友達がいなくなる可能性があります。僕たちは「友情破壊ゲーム」と呼んでいました。他にも楽しい要素はいっぱいあるので、気になった人はヤフオクで探してみましょう。人気のあるソフトらしいので、おそらく誰かは出品しているのではないでしょうか。
ちなみにこのドカポン、プレステ2でもソフトが発売されているみたいですが、これは全くお勧めしません。進行が遅いうえにルールが非常にややこしいです。今から11年前にリリースされたこのソフトの方がシンプルかつ楽しくプレイできると思いますよ☆