●色彩俳句430・若葉色1・山内繭彦1・2019-05-08(水)
○「ななふしの子の若葉より若葉色」(『ななふし』2006)(山内繭彦1)
○季語(若葉・初夏)(「俳句201707創刊65周年記念付録・現代俳人名鑑Ⅲ」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:「ナナフシ」の成虫は完璧に小枝に擬態して、小枝の色をしていました。幼虫はまだ見たことがありませんが、若葉の色をしているのでしょう。しかも、この擬態は本物より完璧なのです。
●山内繭彦(やまうちまゆひこ)
○好きな一句「醜草と決めつけられて引かれけり」(『歩調は変へず』2013)2
○季語(草刈・三夏)(引用同上)※醜草(しこぐさ): 悪い草。嫌な草。雑草。
【Profile】:1952年大阪府出身。医学博士。舘野翔鶴、→三村純也に師事。「山茶花」「ホトトギス」同人。「晨」同人参加。第11回深吉野賞選者特別賞受賞。日本伝統俳句協会会員。俳人協会会員。大阪俳句史研究会会員。
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