●五感俳句430・湿感17・岡田貞峰1・2019-05-07(火)
○「受話器とる妻の濡手や初鰹」(岡田貞峰1)
○季語(初鰹・初夏)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:妻は初鰹をさばいている最中だったのかも知れない。やや濡れた手で忙しく電話に出たのか。あるいは「初鰹」は軽い取り合わせの意味なのか。
●岡田貞峰(おかだていほう)
○好きな一句「金管を身に巻く楽士かたつむり」2
○季語(かたつむり・三夏)(「新装版俳句小歳時記水原秋櫻子編」より引用)
【Profile】:1926年東京都出身。→水原秋櫻子に師事。1956年「馬酔木」新人賞。1957年「馬酔木」同人。1972年「馬酔木」賞。1997年「馬酔木」顧問。
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