俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

■次元俳句593「菩提樹の葉裏に縋り蟬の殻」(池田昭雄)

2022-07-24 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句593・裏(空間)14・池田昭雄01・2022-07-24(日)
○「菩提樹の葉裏に縋り蟬の殻」(池田昭雄01)
○季語(蟬の殻・晩夏)(「俳句界201303・別冊平成名句大鑑」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4索引5忌日祈念日俳句】【→俳人一覧(いいいたうえせそてとにぬねのふへほみむめゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:蟬の殻が意外なところに縋りついていることがある。そこがどこであっても登りつめたところであったのだ。掲句では菩提樹の葉裏が。

池田昭雄(いけだあきお)
○好きな一句「水神の祠の下に魚簗を打つ」(『寸陰』2015)02
○季語(魚簗・三夏)(「俳句界201508」より引用)※魚簗(ヤナ):川瀬で魚を獲るための仕掛け。生活分類。

【Profile】:1927年福岡県出身在住。1967年「ホトトギス」初入選 。1992年「ホトトギス」同人 。2000年「冬野」主宰から名誉主宰。→河野静雲、→小原菁々子、→高浜年尾、→稲畑汀子に師事。


コメント    この記事についてブログを書く
« ■五体俳句592「文月やてのひ... | トップ | ■五体俳句593「夜の秋や手熨... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

次元俳句」カテゴリの最新記事